「銘店紀行 龍上海本店」進化版再販!!山形の生ける伝説 “赤湯からみそラーメン” 再現

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セブンプレミアム

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年7月29日(月)リニューアル新発売のカップ麺、明星食品「セブンプレミアム 銘店紀行 龍上海本店」の実食レビューです。

山形・赤湯にある1958年(昭和33年)創業の名店「龍上海」の再現カップラーメンが力強く進化!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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銘店紀行 龍上海本店 2019

「セブンプレミアム 銘店紀行(めいてんきこう)龍上海(りゅうしゃんはい)本店」とは、セブン&アイグループと明星食品株式会社の共同開発商品で、山形県南陽市に本店を構える老舗「龍上海」の定番「赤湯からみそラーメン」の味わいを再現したカップラーメンです。「銘店紀行」になってから通算3回目となる今回、「麺」と「伝統のからみそ」を改良したとのこと。

『秘密のケンミンショー』(2019年7月18日放送分)でも紹介された「龍上海」のカップラーメンが初めて発売されたのは、2006年12月20日。当時、セブンイレブンのオリジナルカップ麺「地域の名店シリーズ」第5弾としてのリリースで、販売地域は東北地区(岩手・宮城・山形・福島)限定、現在のタテ型ではなく保温効果の高い大口径(約21cm)の大型容器で登場しました。



発売当初から製造は明星食品が一貫して担当し、その後も何度かリニューアルを繰り返していたのですが、なんの前触れもなく2018年12月をもって「地域の名店シリーズ」は消滅。それまで通年商品として販売されていた大判どんぶり型の関連商品すべて廃盤となり、その後継ブランドとして今回のタテ型ビッグ「銘店紀行」シリーズが発足します。

2019年8月1日現在、「銘店紀行」シリーズの定番ラインナップは「中華蕎麦とみ田」「横浜ラーメン六角家」「博多だるま」の3店で、今回の「龍上海」も2018年に “2度” 発売されているのですが、2018年7月30日に販売エリア限定商品として展開。2度目の発売は2018年12月17日、中身は据え置いたまま販売エリアを全国に拡大しました。

初版の販売エリアは北海道、東北、関東、甲信越、京都一部、兵庫一部、鳥取一部となっていて、販路はコンビニのセブンイレブン先行発売。

その後、福島県を中心に宮城県、山形県、栃木県、茨城県の5県で展開しているセブン&アイグループのスーパーマーケットチェーン店「ヨークベニマル」からも販売したいと要望があり、それならと販売エリアを沖縄除く全国に広げます(※2018年12月は沖縄にセブンイレブンが無かったため、販売エリアには含まれませんでした)。

そして3回目の発売となる2019年の今回は、味の決め手となる別添「特製からみそ」の味噌感とニンニク感を改良し、これまでよりも力強い味わいを実現しているとのこと。さらにノンフライ太ちぢれ麺の締まりを強化、以前よりも伸びにくくなっているそうです。ただし、今回は “全国発売ではありません” 。



セブンイレブンの公式ウェブサイトに掲載されている販売地域は北海道、東北、関東、甲信越、北陸、東海となっていて、それ以外は販売エリア外。その付近にある指定エリア外に流れてくる可能性がゼロとは言い切れませんが、原則として発売地域限定商品、それ以外の地域では売ってないようです。とりあえずイトーヨーカドーのネット通販サイト「オムニ7」でも販売されていましたが——

2019年4月15日(午前0時)に宅配送料無料基準サービスを終了しているため、2019年8月現在は税込324円の配送料(全国一律)と支払手数料(代引き利用の場合は税込270円)がネック。これを踏まえると実質的な販売エリアは全国と言っても過言ではないですし、1食単位での購入も可能ですが、その価値があるのかどうか——それも踏まえて今回の記事を判断材料の一つにしていただければと思います。

開封

別添の小袋は前回と同じく後入れの「特製からみそ」が1袋、まったくデザインは変わっていません。しかし、本体のパッケージデザインは正面の薄い縦帯背景が無くなって、 “銘店紀行 山形・赤湯” のロゴが縦向きの黒帯内に表示されるなど、全体的にスッキリと洗練されたデザインに変わりました。



具材はチャーシュー、メンマ、ナルト、ネギとシンプルな構成ですが、リニューアル前と同じく量は多めに入っていて、各具材の質や大きさなど、現段階これといって違いはありません。ただ、こういった具材の場合、機械が重量判定で振り分けているため、メンマが多くてチャーシューが少なかったり、逆にチャーシューが多かったり、ナルトの数が変わることもしばしば。

もちろん今回のリニューアルで原材料名も微妙に変わっているのですが、ちょっと面白いのがスープの項目に「食塩」の文字が “2つ重複している” ところ( “香味調味料・発酵調味料の間” と “にぼしエキス・酵母エキスの間” )。それぞれ位置は違いますが、前回も食塩の文字が2回使用されていたので、もしかすると辛味噌(別添)の食塩を分けて記載しているのかもしれません。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:セブンプレミアム 銘店紀行 龍上海本店
販売者:明星食品株式会社
製造所:西日本明星株式会社 関西工場
内容量:101g(めん70g)
商品コード:4902881483759(JANコード)
商品サイズ:縦109mm×横109mm×高さ119mm

発売日:2019年07月29日(月)
実食日:2019年08月01日(木)
発売地域:全国(全チャネル販売)
取得店舗:ネット通販際サイト(オムニ7)
商品購入価格:213円(税込)
標準小売価格:198円(税別)

麺の種類:ノンフライ麺(かんすい使用)
スタイル:縦型ビッグ・大盛サイズ
容器材質:紙
湯量目安:400ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋(特製からみそ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】めん〔小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、卵粉〕、スープ(みそ、デキストリン、香辛料、たん白加水分解物、糖類、香味調味料、食塩、発酵調味料、鶏肉エキス、にぼし粉末、にぼしエキス、食塩、酵母エキス、酵母粉末、豚脂)、かやく(チャーシュー、メンマ、ナルト、ネギ)/ 加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、トレハロース、かんすい、炭酸カルシウム、増粘多糖類、乳化剤、酒精、香料、微粒二酸化ケイ素、香辛料抽出物、カロチノイド色素、クチナシ色素、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(スクラロース)、ビタミンB2、ビタミンB1、ベニコウジ色素、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【アレルゲン情報】卵・乳成分・小麦・えび・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン(食品衛生法で義務付けられた特定原材料7品目と表示が推奨されている20品目の合計27品目について掲載)※コンタミネーション:本品製造工場では、かにを含む商品を製造しています。

実食開始

麺はリニューアル後も “スチームノンフライ製法” のノンフライ麺で、原材料は変わっていません。さらに内容量も101g(めん70g)とリニューアル前から1gも変動していませんが、カロリーは377kcalから383kcalに上昇。他、たんぱく質や脂質、炭水化物(糖質・食物繊維)、食塩相当量の数値も微妙に変動していました。



とはいえ栄養成分表示の変化は再計測による誤差の範囲内に過ぎませんし、リニューアル後も前回同様しっかり具沢山で、この “具材が多い” というのも「銘店紀行」シリーズの特徴です。調理時間は熱湯5分、別添の小袋は写真中央にトッピングしている後入れの「からみそ」なので、これについては待っている間にフタの上で温める必要はありません。

それでは、リニューアル前後の違いに注目しつつ、「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。リニューアル前の詳しい感想や評価が気になる方は、「セブンプレミアム 銘店紀行 龍上海本店(2018年12月発売品)」の記事をご参考ください(※2018年7月発売品と2018年12月発売品の中身は同じです)。

栄養成分表示:1食(101g)当たり

カロリー:383kcal(熱量 / エネルギー)
たん白質:12.1g
脂  質:8.2g
炭水化物:66.6g
  (糖質:63.7g)
(食物繊維:2.9g)
食塩相当量:7.0g
(めん・かやく:2.2g)
   (スープ:4.8g)
ビタミンB1:0.31mg
ビタミンB2:0.37mg
カルシウム:140mg

※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

ちょっと長めに待つのが美味しく食べるポイント
5

麺の基本的な構造は変わっておらず、原材料も一致しているのですが、あえて言うなら小麦粉の横に「(国内製造)」の追記があることくらい。ただ、これについては新食品表示法に対応するためなので、必ずしも使用小麦の変更を意味しているわけではないですし(※国内製造の表記は国産小麦の使用を保証しているわけではありません)、ほとんど食べてみた感じもリニューアル前から変わっていませんでした。

たしかに麺が伸びにくくなったような気がしないではないものの、リニューアル前から頑丈な麺だったので、ほとんど体感的な印象は同じです。やや食べ始めは中心部が硬く、普段からカタ麺がデフォのカップ麺フライング族にとっては好印象な硬さになるでしょう。ただ、スープとの一体感やナチュラルな弾力を楽しみたいのであれば “1分ほど余分に待つ” のがオススメ。



時間ぴったりで食べ始めても致命的な戻りムラが生じるわけではないけれど、まだ麺のポテンシャルを最大限に発揮できる状態ではありません。このノンフライ麺は適切に水分を取り戻させることで、モチモチとした粘り気のある弾力と豊かな小麦の風味を楽しめるようになりますし、表面の滑らかな多加水麺にありがちなスープを蹴る嫌いもマシになります。

スープ・特製からみそ

スタミナ感アップ!
5

別添の「特製からみそ」を入れる前のスープは、ざっくり例えると煮干しの旨味を丁寧に効かせた “お味噌汁” のイメージで、写真を撮影している間に “ベナール対流” (お味噌汁のモヤモヤ)も発生します。薄味ではありませんが攻撃性もなく、じんわりと身体の芯に染み渡るような——というわけで、今回の頑丈なノンフライ麺に合わせるスープとしては、正直めちゃくちゃ頼りないです。

けれどもスープ単体で味わった時の穏やかな旨味も捨てがたく、なんだったら毎朝の味噌汁がこれでもいいくらい。もともと実店舗が開店した当初、かなりのスープが売れ残っていたらしく、それを家族が薬味を加えながら自分好みの味にアレンジしていたそうなので、この味噌汁ライクな下地は「龍上海」の歴史を物語っているのかもしれません。

そんなプロセスの中、昭和35年に初代店主・佐藤一美氏が “まったく新しい味噌ラーメンを作れないだろうか——” と閃いたのが「赤湯からみそラーメン」で、決め手は赤湯温泉の特産品「石焼南蛮」を使用した「からみそ」。土台のスープは前回から大幅に変わっていませんし、思いのほか「特製からみそ」の量が多くないのも共通のポイントですが、なるほどニンニクのパンチがアップしています。

さて、こうなったら主張の強いノンフライ麺も怖くありません。土台は白味噌ベースの優しい味わいでしたが、別添の辛味噌は赤味噌寄りで力強く、唐辛子の辛味と生おろしニンニク系のパンチでガツンとシャープなテイストに変化。辛さレベルは “ピリ辛ちょい上~中辛” といったところではあるものの、タイプとしては尾を引かない、爽やかで瞬発力のある辛さです。

かやく

あいかわらず具沢山
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リニューアル前の調理後写真と比較して、ナルトの枚数が少なく(前回6枚、今回3枚)、ややチャーシューは少なめでネギは倍ほどに増え、あいかわらずメンマは大量という構成になっているのですが、前述したように具材は機械が総重量でカウントしています。そして縦型カップの「龍上海」をリニューアル前から通算10回以上食べた結果、いつもメンマが異様に多かったのが共通点。

(2018年12月発売品・調理後)

チャーシューはチップ状でハムっぽいヤツですが、これだけ入っていると食べ応えがありますし(※最初の写真では重ねているので実際の枚数は1.5倍くらい)、歯ごたえのあるコリコリ食感のメンマは大きなサイズで15個以上。ネギは大きめにカットされたフリーズドライで自然な歯ざわり、可愛げのある小さなナルトも雰囲気を底上げします。

唯一の不満をあげるとするならば、「龍上海」の「赤湯からみそラーメン」を再現する上で必須とも言える「青のり」が入っていないこと。たとえば次回はメンマの量を半分に減らし、ふりかけ方式の青のりを別添するなど、また違ったアプローチをかけてみるといいかもしれませんね(※もちろん全国展開で)。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5)

初版をレビューした際、実際の「龍上海」本店ファンの方から厳しい声を頂戴したのですが、2019年8月現在の「赤湯からみそラーメン(本物)」は税込880円、カップラーメン「銘店紀行 龍上海本店」の実売価格は税込213円ということで、値段は1/4以下。本物と比較して味が劣るのは当たり前ですし、地域の名店シリーズ時代(どんぶり型)と比較しても値段相応分の退化は否めません。

しかし、ひとつの縦型カップ麺としてのクオリティは高く、ニンニクの力強さが増したことによるトレードオフも見られなかったので、これまで好きだった方は安心して手に取っていただけます。それに2019年6月1日以降、縦型ビッグの実売価格は平均220円(税込232円)に値上がりしているのに値段は前回から据え置きで、あいかわらず良品でした。お召し上がりの際は、青海苔ちょい足しアレンジもお試しください。

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