どうも、taka :aです。
本日の一杯は、2018年8月20日(月)新発売のカップ麺、サンヨー食品「サッポロ一番 グリーンプレミアム たっぷり野菜 タンメン」の実食レビューです。
たっぷり野菜のグリーンプレミアム
前回の記事で同時発売品の「塩レモン味らーめん」を紹介しましたが、こちらは「タンメン」がテーマ。「塩レモン味らーめん」にて大量の野菜は立証されましたが、そちらには “レモン味” という大きな個性がありました。
一方こちらの「タンメン」は、野菜が多いこと以外に特徴が見られない、なんだか無難なカップ麺にも思えます。とりあえず実食の前に、製品情報をチェックしてみましょう。
製品情報と取得状況
販売者:サンヨー食品
内容量:76g(めん50g)
発売日:2018年8月20日(月)
発売地区:全国(全チャンネル)
取得店舗:ÆON(イオン)
取得価格:138円(税込)
希望小売価格:180円(税別)
JANコード:4901734035190
麺の種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:330ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:-
製造は「サッポロ一番」で馴染みのサンヨー食品、容器のスタイルはタテ型レギューラーサイズ。麺は油揚げ麺で、乾燥状態の重量は50gと少なめです。
私はイオンにて税込138円で捕獲しましたが、他のスーパーでは税込98円で販売されていました。
ちょっと悔しい‥‥w
開封
同時発売品と野菜のラインナップ(種類)は同じで、こちらも乾燥状態で麺が見えないほど大量に野菜具材が入っています。比較してコーンの量が多いような気もしますが、レモンとの差し引きなのか個体差なのか‥なんにせよ、たっぷり野菜に嘘偽りありません。
セールスポイントは「たっぷり野菜」「レタス1個分相当の食物繊維」「全粒粉使用麺」で、食物繊維の含有量は6.1gとなっています。塩レモン味らーめんは5.9gだったので、ちょっとタンメンのほうが多いですね。
調味油などの小袋は別添されていなかったので、タンメンらしい調理感には期待できないかもしれませんが‥
とりあえず麺は同時発売品と共通の全粒粉使用麺かと思います。
しかし、こちらは粉末スープの量が多く、この段階では全粒粉の粒が視認できません。
小麦粉の「国内製造」表記についての詳細や「全粒粉」の解説、また袋麺の「グリーンプレミアム」シリーズについては上記のページに詳しく書いているので、内容の重複を避けるために割愛します。
こちらも普段通り具材を丁寧に整えてしまうと調理後のビジュアルが同時発売品と酷似してしまうので、今回は特殊な技法を使わず、単純に熱湯を注いで規定の3分待ち、フタを開けた直後の写真を撮影します。ええ、本来それが正しい姿なんですけどねw
原材料名・アレルゲン情報
アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉
実食開始
な、なかなかのインパクトですね‥当然のように、野菜で麺は見えません。
これだけで★ひとつプラスしたい気持ちになってしまいますが、全体を通して客観的に見た総合力を評価します。
熱量:311kcal
たんぱく質:6.7g
脂質:10.3g
炭水化物:50.8g
(糖質:44.7g)
(食物繊維:6.1g)
食塩相当量:5.3g
(めん・かやく:2.0g)
(スープ:3.3g)
カルシウム:244mg
※参考値:調理直後に分別して分析
熱量:311kcal(めん・かやく:255kcal)(スープ:56kcal)
「たっぷり野菜」「レタス1個分相当の食都繊維」「全粒粉使用麺」の健康要素をオンしたカップ麺です。
(サンヨー食品「製品情報」より引用)
めん
表面に張りとつるみのある、歯切れのよい中細麺です。全粒粉を練り込むことにより、全粒粉特有の見た目と風味に特徴のある麺です。(小麦全粒粉10%使用)
(サンヨー食品「製品情報」より引用)
「塩レモン味らーめん」と同じ油揚げ麺と思われる全粒粉使用麺で、ポソポソとした軽い食感の細い麺です。ただ、スープとの関係か油揚げ麺特有の風味を控えめに感じました。それなりに漂ってはくるものの、同じ麺なのか疑いたくなるように穏やかなんです。あ‥もし違う麺だったらスミマセン。←
サンヨー食品は同時発売品でも麺を使い回さないことが多いので、もしかしたら‥というケースも否定できませんが、同じ麺でもスープが変わると麺の体感的な印象が大きく変わることは多々ありますし、全粒粉特有の芳ばしさや粒感など、全粒粉ならではの恩恵は「塩レモン味らーめん」と比較して見違えるほど明白に感じられました。
スープ
ポークのうまみに、チキン、ホタテのうまみを合わせ、ガーリック、オニオンの香味野菜、ブラックペッパー、ホワイトペッパーで味を調えたタンメンスープです。
(サンヨー食品「製品情報」より引用)
奇を衒った要素など感じられない、まさにカップ麺でのタンメンらしい王道の‥あ、エースコックの「ワンタンメン タンメン味」は例外ですけど、野菜の旨味を活かすことに尽力しているような、それでいてスープ単体でも前線に立てるような味わいです。
ポークをベースにチキンが動物系の脇を固め、塩で味を整えているのですが、醤油で香り付が施されています。基本は具材の野菜を含めた各種の旨味で喰わせるタイプのスープですが、味は濃いめで重心は低め。塩っぱいとまではいかず、でも薄味ではない、特に具材の野菜を食べている時に絶妙な塩梅を提供してくれていました。
そんな旨味の中には隠し味のホタテが滋味として光り、香味野菜の適度なキレと引き立て効果に加えてブラックペッパーがキレとパンチを、ホワイトペッパーが香りを高めて丁寧に後味を纏め上げている、危なげない方向性にありながらも隙のないスープです。
調味油などの小袋は別添されていなかったので、野菜を炒めたような調理感は得られませんでしたが、具材の野菜を引き立ててくれていた旨味が濃いめの味わいは理屈抜きで満足感が高く、何と言っても欠かせないポイントだったのは胡麻!このタンメンスープにはゼッタイに胡麻が合うだろうなぁ‥と思っていたところに、ささやかながら特有の芳ばしさを付与。もうちょっと多かったら嬉しかったのですが、きちんと痒いところに手の届くスープでした。
かやく
キャベツとチンゲン菜のシャキシャキとした食感が食欲をそそり、コーンの甘みがスープのおいしさを引き立てます。赤ピーマンを加えて彩りよく仕上げました。
(サンヨー食品「製品情報」より引用)
野菜の「たっぷり」について不満が生じないのは、調理後の写真にて目瞭然でしたよね。実際、本当に多いです。しっかり混ぜた後は、麺だけ食べるのが少し難しいくらい、ほぼほぼ確実に何かしらの野菜が口の中に入ってきます。
みずみずしくて甘味のあるシャキシャキとしたキャベツ、青い風味が嬉しい青梗菜、キャベツの甘味とは違うコーンの甘さと歯触りがアクセントに効果的で、これまたキャベツやコーンの甘味とは違う赤ピーマンの甘さとホロ苦さが風味のバリエーションを広げている、ビジュアル的なボリューム感と色鮮やかな見た目では終わらない食べ応えが得られました。
野菜とスープの相性は、確実に「タンメン」が上です。
総評
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
(標準は★3です)
食べる前のイメージとしては、まぁ無難に美味しくて、味だけで評価したら★3だけど、野菜のボリュームも加味して★4かなぁ‥などと思っていたのですが、なんのなんの‥上出来です。
個性を評価するなら「塩レモン味らーめん」に投票しますが、たっぷり野菜とスープの相性は明らかに今回の「タンメン」が上で、油揚げ麺特有の風味が引っかかった「塩レモン味らーめん」とは打って変わって油揚げ麺特有の風味も目立って気にならず、むしろ全粒粉特有の恩恵さえも強く感じられたことには予想を裏切られました。
かなり味としては無難な路線ですし、別添の調味油などによる調理感は得られませんでしたが、たっぷり野菜のボリュームと全粒粉使用麺の恩恵、そして全体を通して見た時の総合力は高く、安定感を打ち出しながらも無難に美味しいだけでは終わらせない実力の持ち主ですよ。
スーパーやディスカウントショップ、ドラッグストアなどでは「タンメン」と「塩レモン味らーめん」を一緒に並べて陳列している店舗も多いかと思いますが、ひとつのカップ麺として総合力は「タンメン」が上だと感じたので、当ブログとしてはコチラを推します。
お客様相談室:027-265-6633
タンメン推しかぁ(; ̄Д ̄) レモンの方が気にはなるけど、これが200円とかだとっ店頭で頭を抱えるトコロだけど、100円くらいで買えるんだもんね!どっちも買って食べ比べも面白いようね( *• ̀ω•́ )b グッ カップ麺の時はサラダ買ったり、野菜は諦めたりしてる人が多いと思うから、こういう野菜たっぷりなのは嬉しいね。最近は女性だけじゃなくて、男性も健康や体型に気を使ってる人が多いから+.d(・∀・*)♪゚+.゚
これ美味しかった!
こういうベーシックでおとなしいスープは逆に飽きない。
お湯入れだけで簡単に食べれるしストックしておきたいです。
製造はやはり太平食品工業かな?、確認しなかったですが。
それなら塩レモンのほうはカルディのカップに
スープは近いのかな?って想像します。
こっちを先に見てしまったから、レモンに戻って両方読んだぞ~~~^^
あっ、私の中では圧倒的に塩レモンやったけど、こっちの勝利か~~~!
それにしても具沢山具合が申し分なし☆
体に良いか悪いかでいうと悪いのかもしれんけど、野菜たっぷりやと許される気がする♪
でもって、今エースコックの飲み干す一杯担担麵食べたよ~
辛くなかった^^;
美味そう…。( ̄¬ ̄*)じゅる
これで野菜不足をカバーやな。( ̄ー ̄)ニヤリ
無難に美味しいならアリだな(*ˊᗜˋ*)。
野菜多いのはやっぱり女性には嬉しいかなぁ。
カップ麺、食べないのがいいだろうけど、せめて多いのを食べるようにしないとねぇ、、、と栄養士ぽいことも一応言っとくw