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豚骨×バジルの新体験「カップヌードル 豚骨ジェノバ ビッグ」が凄かった!!

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日清食品

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2024年10月14日(月)新発売、日清食品のカップ麺「カップヌードル 豚骨ジェノバ ビッグ」(271円+税)の実食レビューです。

今度のカプヌは進化系豚骨!? 爽やかな香りのバジルオイルをベースにした「特製ジェノベーゼ風ソース」を別添 “バジル香るコクうま豚骨„ 新登場!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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カップヌードル 豚骨ジェノバ ビッグ

カップヌードル(CUPNOODLE)とは、1971年(昭和46年)9月18日の発売以来、日本の即席カップめん市場において圧倒的な占有率を誇っているブランドで、国内でのマーケットシェアはもちろん、世界100ヶ国での販売も達成したロングセラー。安心と信頼の定番フレーバーを数多く取り揃え、さらに期間限定の変わり種にも力を入れているのですが‥‥

ブランド史上初の組み合わせ

今回の新商品「カップヌードル 豚骨ジェノバ ビッグ」は、濃厚でクリーミーな豚骨スープに、爽やかな香りのバジルオイルとガーリック、さらにチーズの風味を効かせた「特製ジェノベーゼ風ソース」で仕上げる “バジル香るコクうま豚骨„ がコンセプトの新作で、この組み合わせはブランド史上初の試み。

一見すると奇抜なラーメンに思えますが、福岡市内に5店舗を展開している「ラーメン海鳴(うなり)」のメニューに「ラーメンジェノバ」という商品があって‥‥というか、それがモデル? 海鳴といえば以前、東洋水産が「魚介とんこつ」を再現していたので、次は「ラーメンジェノバ」も再現してほしいと当ブログで触れたのは6年以上前の話。

デザインすごいな

その願いは叶わなかったのと、今回の元ネタが「海鳴」である確証も手元にないのですが、豚骨ラーメン×ジェノベーゼは九州の有名店でも提供されている組み合わせ。はたしてバジルの要素は強いのか、それに負けないほど豚骨も太いのか、いってみましょう。

開封

フタ上に「特製ジェノベーゼ風ソース」を別添

今回のカップ麺に別添されている小袋は「特製ジェノベーゼ風ソース」のみで、名称がバジル風ではなくジェノベーゼ風となっているように、パスタのジェノベーゼをイメージしている様子。ちなみにイタリアのジェノベーゼは、牛肉と玉ねぎを長時間煮込んだ茶色いソースを指し、日本でジェノベーゼと呼ばれている緑色のソースは「ペスト・アッラ・ジェノヴェーゼ」なんですけど、脱線するため戻ります。

この時点でバジルの香りが‥‥

かやくはカップヌードルで定番の謎肉(なぞにく)に、チリトマトヌードルのトマト、キャベツに関しては謎肉よりも謎なチョイスになりますが、そんなに量は多くありません。調べてみたところ「コバチラーメン店」や「博多ラーメン ガツン」でも過去にジェノバ豚骨(豚骨ジェノバ)が提供されていたんですけど、トマトのトッピングはバジル=イタリアの連想から来た日清食品のオリジナルでしょうか。

メーカー希望小売価格は271円(税別)なので、いつもの「カップヌードル ビッグ」シリーズと同じ値段。SNSでは「セブンイレブンに売ってない」「どこに売ってるの」みたいな投稿も散見していたんですけど、セブン-イレブン店舗での取り扱いは10月22日(火)以降順次、あわせて「カップヌードル グリーンカレー」と「北海道ミルクシーフー道ヌードル」も並びますので、ご安心ください。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:カップヌードル 豚骨ジェノバ ビッグ
製造者:日清食品株式会社
製造所:関西工場(滋賀県栗東市下鈎21-1)
内容量:105g(めん80g)
商品コード:4902105283998(JAN)
発売日:2024年10月14日(月)
実食日:2024年10月18日(金)
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(ローソン)
小売価格:271円(税別)
購入価格:292円(税込)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型ビッグ
容器材質:紙
湯量目安:400ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋(特製ジェノベーゼ風ソース)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料、香味調味料)、スープ(豚脂、ポーク調味料、小麦粉、クリーミングパウダー、植物油脂、でん粉、香辛料、食塩、糖類、バジル調味油、プロセスチーズ)、かやく(味付豚ミンチ、キャベツ、トマト加工品)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、かんすい、香料、増粘多糖類、クチナシ色素、カロテン色素、フラボノイド色素、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、ベニコウジ色素、甘味料(スクラロース)、炭酸Mg、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、酸味料、パプリカ色素、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

実食開始

「シーフードヌードル」の系譜に連なる麺

麺は油で揚げたフライ麺で、湯戻し時間は標準の3分。詳しくは後述しますが、サイズと原材料名の構成から察するに「シーフードヌードル」の流れを汲んだテンプレート。これは複数あるパターンの中で、もっとも自己主張が弱いタイプになりますから、豚骨とバジルの魅力をストレートに運んでくれそうな予感。

お湯を入れたら緑になった

別添の「特製ジェノベーゼ風ソース」は後入れなので、それを引っ剥がしてから内側の線まで熱湯を注ぎ、フタの上で小袋を温めながら待つこと3分。時間になったら「特製ジェノベーゼ風ソース」を加え、よく混ぜたら出来上がり‥‥ってスゴいなバジルw なんかもう、ぶわってキますよ、ぶわって。

その一方で豚骨は大人しく、あくまでも土台を支えることに徹しているような雰囲気。日清食品の公式サイトには “豚骨のうまみが詰まった濃厚でクリーミーなスープ„ との記載があったので、引き続き豚骨とバジルの相性とバランス感に注目しつつ「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(105g)あたり
カロリー:509kcal
たん白質:11.5g
脂  質:25.7g
炭水化物:50.8g
食塩相当量:6.8g
(めん・かやく:3.5g)
   (スープ:3.3g)
ビタミンB1:0.99mg
ビタミンB2:0.32mg
カルシウム:147mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:509kcal(めん・かやく:415kcal)(スープ:94kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

ちょっとコシが強い

5.0

「シーフードヌードル」に使われている油揚げ麺の原材料名は「小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料」となっているのに対し「豚骨ジェノバ」の末尾には「香味調味料」が追加されているのですが、体感的には「シーフードヌードル」と同じ麺。

サイズは王道の「カップヌードル」と同じ約2mm幅ですが、いくつか存在するテンプレートの中でも「シーフードヌードル」の系譜に連なるタイプは最も味付けが控えめなので、他のパターンよりもスープの魅力をダイレクトに伝えてくれるのが特徴的なポイント。

いつもよりコシを強めに感じたのですが、スープに含まれる増粘剤やpH(水素イオン濃度)にも左右される項目なので、その影響かと思います。ブランドのアイデンティティを表現する上での効果はもちろん、後述するスープにも違和感なく合っていました。

スープ

思っていた以上に強かったバジル

6.5

まずは別添の「特製ジェノベーゼ風ソース」を入れる前に食べてみたところ、豚骨ならではのクセは控えめで、浅いわけではないけれど、サラッとした感じ。ペスト・アッラ・ジェノヴェーゼに必要な松の実、オリーブオイル、パルミジャーノ・レッジャーノなどの風味は感じないけれど、バジルに関しては豚骨よりも強く主張してくるため、この時点で豚骨×バジルは明確。

ここから「ジェノヴェーゼ」に

しかし、別添の「特製ジェノベーゼ風ソース」を加えた途端、引き続き松の実やオリーブオイルは主張してこなかったけれど、ガーリックの風味が増幅し、バジルに関しても目に見えて加速。さらにチーズの風味も加わって、なるほど市販のジェノベーゼソースを彷彿とさせる味わいに。

最初は細いと感じた豚骨も不思議と強めに感じられるようになり、バジルの清涼感から入った後、チーズのコクやニンニクのアクセントが広がって、後口にはクリーミーな豚骨感が残る、いやはや想像以上の完成度に驚きました。豚骨とジェノベーゼ、めっちゃ合います。

かやく

謎肉よいぞ

5.0

画像ではトマトの原型が残るように撮影していますが、しっかり混ぜると散り散りになってしまうのと、そんなに量も多くなかったので、意識しなければ目立ちません。またキャベツの相性も特筆して良いとも悪いとも思えず、刻み玉ねぎとかのほうが面白かったんじゃないかなって。ただ、謎肉ですよ。

最初はバジルと喧嘩するんじゃないかと危惧していたのですが、なんのなんの。マイルドなコクとハーブの清涼感が融合したスープに、謎肉が持つ特有のジャンクさがドンピシャで、こちらも量は多くないけれど、ジャンクすぎると思わせない絶妙なバランスでした。

総評

5.5

公式の訴求から想像していたよりも豚骨がサラッとしていたのですが、結果的に “このくらいがちょうどいいよね„ と思える打ち出し方で、それ以上にビックリしたのがバジルの存在感。ちゃんとジェノベーゼ風で、豚骨との相性もバッチリ。パッケージは毒々しくも見えるカラーリングですけど、かなり硬派ですよコレ。

それでいて数ある即席カップめんの中でも珍しい個性も評価できる、完成度の高いフレーバーでした。コンビニではローソンとファミリーマートでの取り扱いを確認済みですが、前述のようにセブン-イレブンでは10月22日(火)以降順次となっているため、バジル強めのジェノベーゼに抵抗なければお試しください。【author・taka :a(大石敬之)】

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