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冬の風物詩に異常あり!? 冬季限定のカップヌードル「北海道濃厚ミルクシーフー道」5年ぶりに○○変更

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日清食品

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2024年10月21日(月)新発売、日清食品のカップ麺「カップヌードル 北海道濃厚ミルクシーフー道ヌードル」(236円+税)の実食レビューです。

元祖ねとめし5年ぶりにリニューアル!? ミルクシーフードヌードルあらためミルクシーフー道(ドウ)ヌードルがマイナーチェンジ!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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カップヌードル 北海道濃厚ミルクシーフー道 2024

カップヌードル(CUPNOODLE)とは、1971年(昭和46年)9月18日の発売以来、日本の即席カップめん市場において圧倒的な占有率を誇っているブランドで、国内でのマーケットシェアはもちろん、世界100ヶ国での販売も達成したロングセラー。安心と信頼の定番商品を数多く取り揃えながら、期間限定の変わり種も積極的に展開しています。

1年前とパッケージが違う‥‥だと‥‥

このページでレビューする「カップヌードル 北海道濃厚ミルクシーフー道ヌードル」は、2007年(平成19年)11月12日にリリースされた元祖ねとめし「カップヌードル ミルクシーフードヌードル」の後身で、2018年(平成30年)11月5日発売品から「北海道ミルクシーフー道(ドウ)ヌードル」に改称し、冬季限定商品として確固たる地位を築き上げている人気フレーバー。

ネット上では “水素の音„ もとい「ミルクの音」と「北海道産粉乳の音」を聴き分けるスキルを会得した鳥羽美音子さん(ご本人)と、実演販売士のタイガー尾藤さん(ご本人)と、唐突に『Daisuke』を差し込んだウェブCMをカップヌードルのX公式アカウントが投稿し、ニコ動世代を中心に大きな盛り上がりを見せていましたが‥‥

私が気になったのはJANコード。従来品よりも “ミルク感„ をアップさせた、2019年(令和元年)10月28日発売の「カップヌードル 北海道濃厚ミルクシーフー道ヌードル」以降、1度もリニューアルせずに販売を続けていたので、同じ内容ならレビューしても仕方ないかとスルーしていたのですが、今年の「北海道濃厚ミルクシーフー道ヌードル」は5年ぶりにをJANコードを刷新。

パッケージにも「冬季限定」のロゴを追加し、栄養成分表示の数値も変化するなど、まったく調整なしの再販ではなかったので、5年ぶりに取り上げることにしました。

ちなみに余談なんですけど、私は上司からのダメ出しチェックバック → デザイナーさんの神対応(?)で話題になった10周年(チーズアレンジ)の広告が大好きでした。ほんとシュールでw

開封

別添の小袋なし

——閑話休題。今回のカップ麺に小袋は別添されていないため、例年通り熱湯を注いで3分後、よく混ぜ合わせたらOKのカップヌードルらしい仕様。ちなみに日清食品のニュースリリースは「2024年10月発売商品のご案内」の簡易版で、明確なリニューアルポイントは公にされていません。

中身も変わってない?

かやくはキャベツ、たまご、イカ、カニ風味かまぼこ、ニンジン、ネギの組み合わせで、通常の「シーフードヌードル」から「ほぼイカ」を抜いて「ニンジン」を追加した構図。これはリニューアル前の「北海道濃厚ミルクシーフー道ヌードル」と完全に一致する内容で、イカの量が少ないところも然り。

メーカー希望小売価格は236円(税別)に設定されているため、レギュラーサイズの「カップヌードル」と同じ値段。私はファミリーマートで購入しましたが、それ以外のコンビニやスーパーマーケット、ドラッグストアなど、販売店を限定しないNB(ナショナルブランド)商品かつ営業力が強いブランドなので、エンカウント率は高いでしょう。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:カップヌードル 北海道濃厚ミルクシーフー道ヌードル
製造者:日清食品株式会社
製造所:関西工場(滋賀県栗東市下鈎21-1)
内容量:80g(めん60g)
商品コード:4902105283882(JAN)
発売日:2024年10月21日(月)
実食日:2024年10月27日(日)
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(ファミリーマート)
小売価格:236円(税別)
購入価格:254円(税込)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型レギュラー
容器材質:紙
湯量目安:290ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:別添なし

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料、香味調味料)、スープ(乳等を主要原料とする食品、植物油脂、脱脂粉乳、クリーミングパウダー、でん粉、ポーク調味料、小麦粉、チキン調味料、糖類、食塩、香辛料、粉末しょうゆ、にんじん調味料、たん白加水分解物、あさり調味料、野菜調味油、オニオンパウダー、魚醤、ポーク調味油)、かやく(キャベツ、味付卵、いか、魚肉練り製品、にんじん、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、炭酸Ca、かんすい、香辛料抽出物、増粘多糖類、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ベニコウジ色素、酸味料、カラメル色素、乳化剤、pH調整剤、炭酸Mg、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にかに・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

実食開始

シーフードヌードル系

麺は油で揚げたフライ麺で、湯戻し時間は標準の3分。原材料名の表示は昨年から変わっていないため、オリジナルの「シーフードヌードル」と同じ系統に該当するのですが、厳密にいうと「シーフードヌードル」の麺とは微妙に異なります(詳しくは後述)。

今年もイカは少なかった

あとは内側の線まで熱湯を注ぎ、フタをして待つこと3分。時間になったらフタを開け、よく混ぜ合わせたら出来上がり。ほぼイカで誤魔化していないところは好印象なポイントになりますが、本物のイカは気持ち程度しか入っていないため、ややシーフード感が頼りない印象も‥‥という部分も含めて従来品と大差ないファーストインプレッション。

ちなみにカロリーは393kcalから388kcalに下がり、ほかの数値も軒並み微減しているため、引き続きリニューアル前後の変化に注目しつつ「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(80g)あたり
カロリー:388kcal
たん白質:8.2g
脂  質:18.7g
炭水化物:46.6g
食塩相当量:4.0g
(めん・かやく:2.0g)
   (スープ:2.0g)
ビタミンB1:0.73mg
ビタミンB2:0.24mg
カルシウム:113mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:388kcal(めん・かやく:308kcal)(スープ:80kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

体感的にはシーフードヌードルの麺です

定番の「シーフードヌードル」に使われている油揚げ麺の原材料名は「小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料」となっているのに対し、冬季限定の「北海道濃厚ミルクシーフー道ヌードル」には「香味調味料」を追加しているのですが、直近だと「豚骨ジェノバ」と完全に一致する内容で、体感的には「シーフードヌードル」の麺と変わりません。

サイズはブランドの始祖「カップヌードル」と同じ約2mm幅に切り出されているのですが、いくつか存在するテンプレートの中でも「シーフードヌードル」の流れを汲んだ麺は最も味付けが控えめで、他のパターンよりもスープの個性や魅力をダイレクトに伝えてくれる、というのが特徴的なポイント。

後述するスープは通常の「シーフードヌードル」から掛け離れたテイストにアレンジされていますが、それとの相性は申し分なく、ブランドのアイデンティティを表現する上でも効果的。ちなみに5年前の油揚げ麺には香味調味料を使っていなかったのですが、昨年発売品には含まれていたので、それと同じ麺という認識で問題ありません。

スープ

うむ、変わってないw

昨年の原材料名を比較してみたところ、乳等を主要原料とする食品に始まり、末尾のポーク調味油まで完全に一致する内容で、体感的な味わいにも目立った変化を感じません。あいかわらず脱脂粉乳とクリーミングパウダーの主張が強く、シーフードは下支えに徹した内容で、後味を少し強めの塩気がキュッと引き締めてくる、どこが変わったのか微塵も分かりません。

そのため従来の「ミルクシーフード」ないし「北海道ミルクシーフー道」が口に合わなかった方にはオススメできないテイストになりますが、今年も楽しみにしていた方にとっては朗報でしかない、毎年恒例のクリーミーな魅力が詰まった味わいです。

かやく

うむ、変わってないw

キャベツ、スクランブルエッグ、イカ、カニ風味かまぼこ、ネギは「シーフードヌードル」と同じ具材で、ニンジンは「カップヌードル カレー」から引っ張ってきたアイテム。ほぼイカでボリュームアップを図っていないところは嬉しいポイントになりますが、本物のイカが少なくてw 何個か確認してみましたけど、イカの少なさはデフォみたい。

総評

5.0

というわけで、JANコードの変更と冬季限定ロゴの追加はリニューアルポイントになりますが、うん‥‥中身まったく変わってないですねw ミルクの音や北海道産粉乳の音は聞こえてこなかったけど、それらの存在感は凄まじく、進化もなければ退化もない、安心と信頼の仕上がりです。

これマジで試してほしい

ちなみに甘すぎると感じる方には多めの黒胡椒ちょい足し、もっと濃厚かつジャンクに楽しみたい方にはチーズ+焼いたベーコンちょい足しアレンジをオススメしているのですが、個人的に本気でオススメしたいのは抹茶ミルク。なかでも片岡物産の「辻利 抹茶ミルク」が適当で、とりあえず小さじ4〜5杯から試してみてください。ほんと、びっくりするほど相性いいので。【author・taka :a(大石敬之)】

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