どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。
本日の一杯は、2026年3月9日(月)新発売、日清食品のカップ麺「カップヌードル 紅しょうがシーフード ビッグ」(271円+税)の実食レビューです。
あまり知られていなかった “あの隠し味„ を思い切って主役に!? 名脇役の紅生姜に特化した “ピリ旨いシーフードヌードル„ 今だけ登場!
実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。
カップヌードルBIG 紅しょうがシーフード
カップヌードル(CUPNOODLE)とは、1971年(昭和46年)9月18日・東京都新宿区の伊勢丹百貨店を皮切りに、日本の即席カップめん市場において圧倒的な占有率を誇っているブランドで、現在は世界100ヶ国で愛されている国際的なロングセラー。当初は店頭にさえ並ばなかった歴史の持ち主ですが、地道な営業活動と斬新なプロモーション、さらに先進的な研究開発で閑古鳥を黙らせ、揺るぎない地位を築き上げるに至りました。

このページでレビューする「カップヌードル 紅しょうがシーフード ビッグ」は、シーフードヌードルの “隠し味„ として重要なポジションに位置している「紅生姜」にフォーカスを当てた一杯で、公式自ら “思い切って主役にしたら、想像以上に旨かった„ と主張している自信作。
あらためまして「カップヌードル シーフードヌードル(CUPNOODLE SEAFOOD)」とは、1984年(昭和59年)7月23日の発売以来、今ではオリジナルの「カップヌードル」と人気を二分しているフレーバーで、ポークをベースにアサリや野菜の旨みを凝縮させた、他の商品では味わうことのできないスープと “隠し味の紅生姜„ も美味しさの秘訣。
以前、このブログで「シーフードヌードル」の変わり種をレビューした際、スープの隠し味として使われている紅生姜のアクセントが踏襲されていることについて触れたところ「んなもん入ってねーからw」といったツッコミのコメントを数件いただいたのですが‥‥

ちゃんと入ってるんですよ、ミニ・レギュラー・ビッグのサイズを問わず、すべてのシーフードスープの中に細かく刻まれた紅生姜が。しかし、日清食品も紅生姜の立ち位置について “あまり知られていなかったスープの隠し味„ と自社の公式ウェブサイトで訴求しているほど、あくまでも脇役として機能している存在。
ちなみに同社が実施した「カップヌードル シーフードヌードル ビッグ」のユーザーを対象とした調査* によると、約75%の人が紅生姜に好意的な印象を持っていることが判明。一方で「シーフードヌードル」の隠し味として紅生姜が使われていることを知っている人は “半数以下„ だったらしく、それなら思い切って主役にしてみよう! というのが「紅しょうがシーフード」の開発秘話。
*2025年9月実施 / WEBアンケート / 全国の20~50代男女 /「カップヌードル シーフードヌードル ビッグ」を直近3カ月以内に1回以上自購入自喫食されている方:n=240(各性別年代均等回収後、スクリーニングでの対象条件合致者出現率に基づき、ウエイトバック処理)
以前から「シーフードヌードル」のスープに使われていながらも、意外とその存在が知られていなかった紅生姜を主役に立てるため、いつものスープとカニカマ・キャベツ・スクランブルエッグ・イカ・ネギを据え置いたまま、具材としての “紅しょうがチップ„ を今だけ採用。

最近のBIGシリーズが展開している変わり種は、レギュラーサイズと比較してスープの味が大人しいイメージが強いので、紅生姜のインパクトよりも全体のバランスを重視しているのではないかと予想している現在。はたして紅生姜好きにもバシッと刺さるほど主張してくるのか、それとも主役にしては物足りない印象を与えてくるのか、お手並み拝見と参りましょう。
開封

今回のカップ麺に小袋は別添されていないため、フタを半分ほど剥がし、熱湯を注ぐだけでの簡便性に優れたスタイル。天面はフランスのトリコロール(三色旗)っぽいカラーリングですが、今回の主役は紅生姜なので、おフランスな意図が含まれている可能性は低いでしょう。

かやくは定番のカニカマ・キャベツ・スクランブルエッグ・イカ・ネギと、本日の主役である “紅しょうがチップ„ の組み合わせ。定番の「シーフードヌードル」にも大きな紅生姜が紛れ込んでいることが稀にありますが、いつもの隠し味としては明らかに大きめのサイズにカットされています。あと、定番品には使われているイカを模した魚肉練り製品(ほぼイカ)は入っていません。
メーカー希望小売価格は271円(税別)なので、定番の「カップヌードル ビッグ」シリーズと同じ値段。販売店は限定されていないNB(ナショナルブランド)商品なので、新作の入れ替わりが激しいコンビニはもちろん、スーパーマーケットやドラッグストアなど、エンカウント率は高いと思います。
製品詳細情報・購入価格等
| 製品名:カップヌードル 紅しょうがシーフード ビッグ 製造者:日清食品株式会社 製造所:+S 関西工場(滋賀県栗東市下鈎21-1) 内容量:94g(めん80g) 商品コード:4902105289532(JAN) |
| 発売日:2026年3月09日(月) 実食日:2026年3月12日(木) 発売地域:全国 取得店舗:コンビニ(セブン-イレブン) 小売価格:271円(税別) 購入価格:292円(税込) |
| 麺の種類:油揚げ麺 スタイル:縦型ビッグ 容器材質:紙 湯量目安:390ml 調理時間:熱湯3分 小袋構成:別添なし |
原材料名とアレルギー表示
| 【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、オニオン調味料、香味調味料)、スープ(チキン調味料、ポーク調味料、糖類、粉末しょうゆ、乳等を主要原料とする食品、ガーリック調味料、にんじん調味料、香辛料、たん白加水分解物、あさり調味料、野菜調味油、発酵調味料、紅しょうが、食塩)、かやく(キャベツ、魚肉練り製品、いか、味付卵、紅しょうが、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、炭酸Ca、香辛料抽出物、かんすい、増粘多糖類、カロテン色素、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、ベニコウジ色素、炭酸Mg、ビタミンB2、ビタミンB1、野菜色素、ベニバナ色素、(一部にかに・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む) |
実食開始

麺は油で揚げたフライ麺で、湯戻し時間は標準の3分。約2mm幅のサイズと原材料名の並びも定番の「シーフードヌードル ビッグ」と完全に一致するため、まったく同じ麺を使用しているのでしょう。まるか食品の「ペヤングやきそば」しかり、スープの味付けを激しく選ばないため、この麺が使い回せる(=大幅なコストカットに繋がる)ところも大きな強みの一つ。

前述のように小袋は別添されていないため、フタを剥がしてから内側の線まで熱湯を注ぎ、フタをして待つこと3分。時間になったらフタを開け、よく混ぜ合わせたら出来上がり。調理前は魚介+紅生姜+フライ麺の芳ばしさが相俟って業務スーパーの冷凍たこ焼きみたいな香りだったんですけどw きちんと調理後はシーフードヌードルらしさ全開。
ただ、ブランドのイメージを思うと具材の全体量は少なめ。それを補って余りあるほど紅生姜の個性が際立っているのか、そのインパクトについてはもちろん、通常品との共通点にも注目しつつ「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。
| 栄養成分表示:1食(94g)あたり |
| カロリー:430kcal たん白質:10.5g 脂 質:17.9g 炭水化物:56.8g 食塩相当量:5.7g (めん・かやく:2.6g) (スープ:3.1g) ビタミンB1:0.92mg ビタミンB2:0.32mg カルシウム:122mg |
| 参考値(調理直後に分別した値) 熱量:430kcal(めん・かやく:392kcal)(スープ:38kcal) |
| ※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。 |
めん


安心と信頼の品質
10年以上前はシーフードヌードル及びその変わり種に使われる1.8mm幅の細麺も存在していましたが、現在の規格は大きく分けて約3mm幅の太麺と約2mm幅の2種類で、今回は後者。前述のようにサイズや原材料名[小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、オニオン調味料、香味調味料]の並びも現行の「シーフードヌードル ビッグ」と完全に一致するため、まったく同じ油揚げ麺を使用している様子。

今回は紅生姜を強調したアレンンジが施されていますが、後述するスープの土台は「シーフードヌードル」そのものだったので、相性については申し分ありません。逆に奇を衒って「カレー」や「チリトマト」「味噌」などに使われている約3mm幅の太麺を合わせていたら、約2mm幅とは口当たりや食感も大幅に異なるため、多くの方に違和感を植え付けていたでしょう。
ちなみに「シーフードヌードル ビッグ」の麺重量は85gなのに対し「紅しょうがシーフード ビッグ」の麺重量は80gとなっていますが、後者が変わり種の平均値。ひとくちの回数を厳密に比較でもしない限り、実際に食べていて “少ねぇな‥‥„ とはならないと思います。
スープ


いつもの味×紅生姜のバランスが見事
具材としての “紅しょうがチップ„ が強く影響があるので、生姜の風味・酸味・塩味は定番の「シーフードヌードル ビッグ」よりも強めに主張してきますけど、原材料名の表示(チキン調味料、ポーク調味料、糖類、粉末しょうゆ、乳等を主要原料とする食品、ガーリック調味料、にんじん調味料、香辛料、たん白加水分解物、あさり調味料、野菜調味油、発酵調味料、紅しょうが、食塩)は通常品と完全に一致。
もちろん原材料の配合を微調整している可能性も考えられますが、ベースは紛う方なく「シーフードヌードル」のそれ。ただただ純粋に乾燥紅生姜の存在感が強くなっている、それ以上でもそれ以下でもないアレンジです。ちなみに紅生姜が「シーフードヌードル」入っている理由は、そのアクセントがポークと魚介のコクを引き立たせてくれるため。
個人的に紅生姜を頻繁に使う習慣がないので、ポークと魚介の魅力を吹き飛ばすことなく、しかしながら普段の何倍も明確に主張してくる紅生姜のバランスに妙を感じたのですが、それだけに紅生姜大好き勢にとっては物足りない可能性大。隠し味という仮面は脱ぎ捨てたものの、育ちの良さは隠しきれていませんでした。
かやく


紅生姜ガチ勢には物足りないかも
カニカマ・キャベツ・スクランブルエッグ・イカ・ネギは定番の「シーフードヌードル」と共通の具材で、ほぼイカに頼らなかったことは好感が抱けるポイントになりまし、めちゃくちゃ少ないわけでもないけれど、カップヌードル=具沢山のイメージ的に全体量の頼りなさが否めないボリューム感。

主役の紅しょうがチップは、例の隠し味と同じものを長めにカットした代物で、スープに対する影響は特筆すべきレベル。個人的には “これくらいがちょうどいい„ と思えるバランスだったんですけど、前述にように紅生姜が好きな人ほど物足りなさを感じてしまうかもしれません。たぶん、レギュラーサイズで商品化されていたら紅生姜もっとバッチバチだった気がする。
総評
シーフードヌードルという完成されたパズルに、紅生姜というピースを強めに打ち込んでいる、そのバランスが絶妙かつ紅生姜に執着がない筆者の好み的には余裕で「★5」だったんですけど、たとえば牛丼に多めの紅生姜をマストで盛るのがセオリーだったり、チャーハン・焼きそば・豚骨ラーメンなんかにも無条件で紅生姜が必要だったり、日常生活に紅生姜が馴染んでいる方にとっては “追い紅生姜„ 必須案件。
また今回は大々的に「紅しょうが」を強調していること、加えてブランドのイメージ的に具材の量が頼りなく思えたので、総評から星ひとつ差し引きました。とはいえバランス重視型としての完成度は高く、私のように “これくらいがちょうどいい„ と感じられる方も少なくないと思うので、紅生姜が苦手じゃなければ試す価値あり。紅生姜が好きで好きでたまらない方は、追い紅生姜を準備しておくと安心です。【author・taka :a(大石敬之)】


コメント