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セブンプレミアム「ほうれん草たくさんミルク仕上げ塩ラーメン」久々に復活!!

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セブンプレミアム

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2024年12月17日(火)新発売、セブンプレミアムのカップ麺「ほうれん草たくさんミルク仕上げ塩ラーメン」(158円+税)の実食レビューです。

5年ぶり!? ほうれん草をたくさん使用したクリーミーな味わいの塩らーめん再登場!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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ほうれん草たくさんミルク仕上げ塩ラーメン 2024

このページでレビューする「ほうれん草たくさんミルク仕上げ塩ラーメン」は、セブン&アイグループが展開しているセブンプレミアムのカップラーメンで、同グループの中でも “セブン-イレブン店舗にしか売ってない„ コンビニ限定のPB(プライベートブランド)商品。

パッケージのデザインは大幅に変わっているが‥‥

共同開発者はサッポロ一番のブランドで知られるサンヨー食品で、今年の夏にレビューした「わかめたくさんあさりだし塩ラーメン」に匹敵する名作なんじゃないかと。そのように期待していたのですが、すっかり失念しておりました。あったんですよ、5年以上前に。

現在を遡ること約6年、2019年(平成31年)1月29日に “1日分の鉄分とカルシウムを配合„ した「ほうれん草たくさんミルク仕上げ塩ラーメン」を販売していたセブン&アイグループ。それもサンヨー食品との共同開発商品で、このブログでは高評価を叩き出しています。※その後、2020年(令和2年)1月28日に再販売。

2024年版の栄養成分表示

ただ、5〜6年前の商品と比較して、カルシウムの量は731mgから176mgに減り、鉄の記載も省かれるなど、まったく同じスペックではありません。はたして味も大幅に変わっているのか、むしろ “1日分の鉄分とカルシウム„ の制約から解き放たれた分、さらに美味しくなっているのか、そういった部分にも注目しながらレビューします。

開封

まずは「仕上げの小袋」を取る

今回のカップ麺に別添されている小袋は、食べる直前に入れる「仕上げの小袋」1パックのみで、これについては従来品と同じ仕様。ただ、前回発売品の小袋は「調味油」という名称だったので、もしかしたら下請け・孫請けが違うのかも‥‥?

ほうれん草畑は健在

かやくは「ほうれん草」「コーン」「赤ピーマン」の組み合わせで、見た目のファーストインプレッションは従来品と同じ。ほうれん草たくさんの名に恥じない、生い茂る緑のインパクトたるや。しかし、先代は「サッポロ一番 塩らーめん」に通じる例の香りを漂わせていたんですけど、今回はスナック菓子っぽいというか、そこには大きな違いを感じました。

ちなみにセブン-イレブン店舗での販売価格は、1食あたり158円(税込170.64円)なので、セブンプレミアムの「醤油ヌードル」や「シーフードヌードル」「カレーヌードル」「スープが決め手 担々麺」などと同じ値段に設定されています。ただ、ほうれん草に特化したカップラーメンは他社のPB商品やNB(ナショナルブランド)商品を見ても珍しいため、かなりのステータス。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:セブンプレミアム ほうれん草たくさん ミルク仕上げ塩ラーメン
販売者: サンヨー食品株式会社
製造所:太平食品工業株式会社 本社工場
内容量:66g(めん50g)
商品コード:4901734057260(JAN)
発売日:2024年12月17日(火)
実食日:2024年12月19日(木)
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(セブン-イレブン)
小売価格:158円(税別)
購入価格:170円(税込)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型レギュラー
容器材質:紙
湯量目安:310ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋(仕上げの小袋)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、粉末卵)、スープ(食塩、糖類、乳等を主要原料とする食品、クリーミングパウダー、チキン調味料、植物油脂、豚脂、香辛料、全粉乳、たまねぎ調味料、たん白加水分解物、酵母エキス、チーズ調味料、野菜粉末、香味油)、かやく(ほうれん草、コーン、赤ピーマン)/ 調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、炭酸カルシウム、香料、クチナシ色素、かんすい、増粘剤(キサンタン)、微粒二酸化ケイ素、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・大豆・鶏肉を含む)

実食開始

細めのフライ麺を搭載

麺は油で揚げたフライ麺で、湯戻し時間は標準の3分。途中で例に引いた「わかめたくさんあさりだし塩ラーメン」には、かつての「和ラー」に匹敵する “ノンフライ麺のようなフライ麺„ が搭載されていたんですけど、こちらは見た感じ異なる佇まい。

ほうれん草ほんとに多い‥‥

「仕上げの小袋」は後入れなので、それを引っ剥がしてから熱湯を注ぎ、フタの上で小袋を温めながら待つこと3分。時間になったらフタを剥がし「仕上げの小袋」を加え、よく混ぜ合わせたら出来上がり。調理後の香りは洋風で、ほんのりバターを効かせたポタージュっぽいというか、そっち系の‥‥っていうか、ほうれん草の量ほんとにスゴい。

ちなみに製造所は太平食品工業の本社工場(群馬県前橋市朝倉町555-4)となっていますが、太平食品工業は1963年(昭和38年)1月にサンヨー食品が設立した製造部なので、単純に “サッポロ一番の工場„ という認識で問題ありません。それでは、引き続き前回発売品からの変化にも注目しつつ「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(66g)あたり
カロリー:306kcal
たん白質:5.8g
脂  質:14.5g
炭水化物:38.9g
(糖  質:37.0g)
(食物繊維:1.9g)
食塩相当量:4.2g
(めん・かやく:1.3g)
   (スープ:2.9g)
ビタミンB1:0.30mg
ビタミンB2:0.33mg
カルシウム:176mg
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

ぷりっとした食感

4.0

前回発売品と比較して原材料名の表示「小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、粉末卵」は同じなんですけど、白っぽい見た目から黄色っぽい見た目に変わっているため、そこには大きな変化を感じました。しかし、タイプとしては印象に残りづらいというか、えっと‥‥ふつうw

歯切れよい

前半は揚げ油に由来するニオイが気になったんですけど、油揚げ麺の中では比較的に自己主張が弱く、ぷりっとした歯切れの良さが印象的。ぶっちゃけ現在の水準から評価すると可も無く不可も無しというか、これといって特筆すべきポイントはないけれど、後述するスープとの相性は悪くありません。

むしろ今回のスープに「和ラー」の流れを汲む高密度な麺を合わせていた場合、麺の自己主張が強過ぎてチグハグになっていたと思うので、スープを引き立てるようなバランス感には素直に好感が抱けました。それと女性に向けた配慮なのか “けっこう短めに切り出されていた„ ので、かなり食べやすかったです。

スープ

さらっとしたポタージュ系

5.0

スープのテクスチャーは比較的にサラッとしているのですが、カップスープのポタージュ的なテイストで、全粉乳によるミルク感も強めに主張してきます。ただ、全粉乳の主張は日清食品の「カップヌードル 北海道濃厚ミルクシーフー道ヌードル(ミルクシーフードヌードル)」よりも穏やかで、味としてもサラッとしたイメージ。

ほんのりバター風味

そこに加える「仕上げの小袋」はバター風味のオイルで、さらに洋風なテイストに。それでいてペッパーを中心とする香辛料のアクセントだったり、適度な塩味のキレだったり、いわゆるラーメンらしいスープではないけれど、ポタージュ系のカップスープほど穏やかではない、カップラーメンならではのチューニングが体感できる味わいです。

かやく

ほうれん草たくさん

5.0

ほうれん草は商品名の通りたくさん入っているのですが、意外と風味は穏やかなので、スープに強く影響するほどではありません。それよりも味覚に訴えかけてくる要素としては、コーンの甘さや赤ピーマンのほうが強く、どちらもミルク仕立てのスープと相性ばっちりでした。

総評

5.0

というわけで、ほうれん草が大嫌いな方にはオススメしづらい商品になりますけど、青菜特有の臭みやミルクのクドさは控えめ。むしろサラッと軽やかなポタージュ系の味わいなので、けっこう間口は広いのではないかと。また他に類を見ない商品でありながら、コンビニで158円(税込170円)という優れたコストパフォーマンスも高評価の決め手になったポイント。

5、6年前の「ほうれん草たくさんミルク仕立て塩ラーメン」と比較して「サッポロ一番 塩らーめん」らしさは微塵も感じられなかったり、ほうれん草がスープに影響してくるほど絶大な主張を放ってこなかったり、麺の色が変わっていたり、そういった部分に変化を感じたのですが、結論としては同じくらい良品。セブン-イレブン店舗限定なので、好みに合いそうなら最寄りの販売店を要チェックです。【author・taka :a(大石敬之)】

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