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4倍量のキャベツ搭載!? キャベツ爆盛りペヤング「超大盛激辛やきそばマシマシキャベツ」を食べてみた結果‥‥

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まるか食品

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2021年12月7日(火)ファミリーマート先行発売、まるか食品のカップ麺「ペヤング 超大盛激辛やきそばマシマシキャベツ」の実食レビューです。

辛い? 辛くない? これまでにないほど大量にキャベツを使用した「ペヤング」の変わり種「マシマシキャベツシリーズ」第3弾にして初の “激辛フレーバー” を展開!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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ペヤング 超大盛激辛やきそばマシマシキャベツ

ペヤング(peyoung)とは、まるか食品の代名詞となっているブランドで、1973年(昭和48年)7月に発売されたカップラーメン「ペヤングヌードル」が最初の商品。その約2年後となる1975年(昭和50年)3月13日に「ペヤング ソースやきそば」が登場し、即席カップ焼きそばのディファクトスタンダードになるのですが、如何せん奇抜な変わり種に力を入れている現在——。

あいかわらずパッケージがシュール過ぎる‥‥w

今回の新商品「ペヤング 超大盛激辛やきそばマシマシキャベツ」は、既存の常識を覆すほど大量のキャベツを使用した「マシマシキャベツシリーズ」の新作で、この企画自体は第3弾になるのですが、激辛ソースを組み合わせてきたのは初の試み。パッケージには “辛みが強いので、小さなお子様や辛みが苦手な方の喫食には十分ご注意ください。” という定番の注意事項を記載しています。

マシマシキャベツシリーズの第1弾「ペヤング 超大盛やきそばマシマシキャベツ」が初めて発売されたのは、2020年3月10日と比較的に最近の話。NB(ナショナルブランド)の「ペヤング ソースやきそば超大盛」をベースにしつつ、通常は乾燥状態で10gのキャベツを5倍(50g)に増量した商品で、全国のファミリーマート店舗を対象に先行発売。

>> キャベツ5倍!? ファミマ先行「ペヤング 超大盛やきそばマシマシキャベツ」爆誕!!

当時のペヤングに「マシマシキャベツシリーズ」というカテゴリーは存在しなかったのですが、同年4月6日に「ペヤング 超大盛やきそばマシマシキャベツ」の一般販売を解禁し、その約7ヶ月後となる11月1日には「ペヤング ソースやきそばマシマシキャベツ」というレギュラーサイズの “二代目マシマシキャベツ” を市場に投下。

マシマシキャベツシリーズ第1弾 / 第2弾

第2弾は特定のコンビニ先行販売商品ではなかったのですが、前作に引き続きファミリーマートでの取り扱いが多く、通常の「ペヤング ソースやきそば」をベースに “4倍量のキャベツ” を搭載。麺の量はレギュラーサイズ(90g)のまま据え置きで、ふりかけ&スパイスの量は若干ながら増やしていましたが、ソースの原材料名と内容量は「ペヤング ソースやきそば」と完全に一致。

>> キャベツ4倍!? ペヤング ソースやきそば “マシマシキャベツ2代目” を通常版と比較してみた結果——

それでいてキャベツの量だけは4倍だったので、いつもの「ペヤング ソースやきそば」と比較してソースの甘みが強く、より穏やかな味わいに仕上がっていました。というわけで、今回の「ペヤング 超大盛激辛やきそばマシマシキャベツ」が “三代目マシマシキャベツ” になるのですが、再び容器を「超大盛」サイズに戻し、このシリーズとしては初となる「激辛ソース」を別添しているのがポイント。

近年の激辛ペヤングといえば、泣けるほど辛い獄激辛(ごくげきから)シリーズのインパクトが強く、2012年(平成24年)2月20日のリリースから現在も販売を続けている「ペヤング 激辛やきそば」の辛さは “もう激辛とは呼べないレベル” になってしまった昨今。果たして「超大盛やきそばマシマシキャベツ」の辛さレベルは「激辛やきそば」と同等なのか、それとも——。

立ち寄ったファミリーマートではシレッと販売されていた

ちなみにマシマシキャベツシリーズ第1弾と同じく “ファミリーマート先行販売” となっているので、しばらく販売店はコンビニの中でもファミリーマートに限定されているのですが、12月20日より一般販売開始。キャベツのマシマシ具合も然る事乍ら、激辛ソース導入による麺量の増減やソースの辛さレベルに、既存品(激辛やきそば)との違いや共通点など、そういった部分に注目しながらレビューします。

開封

別添の小袋は3種類

今回のカップ麺に別添されている小袋は、先入れの「かやく」が2袋に、後入れの「激辛ソース」が1袋。2020年3月発売の「超大盛やきそばマシマシキャベツ」には、非常識なサイズの小袋(大袋?)にキャベツなどの具材を詰め込んでいたのに対し、今度はサイズが違う2つの小袋に分けて別添。念のため乾燥具材の内容量を量ってみたところ、2袋で40gだったので、かやくは通常品比およそ4倍の多さ。

麺はレギュラーサイズのアレを2つ放り込んだ状態

麺は油で揚げたフライ麺で、湯戻し時間は熱湯3分。調理前の重量は “180g” となっているため、レギュラーサイズ対比めん重量2倍の「ソースやきそば超大盛」と共通です。つまり、麺の量を減らすことなく激辛ソースを別添し、なおかつ具材の量も通常品より多くなっているのですが、赤字覚悟の商品ではありません。

NBの「ソースやきそば超大盛」に設定されているメーカー希望小売価格は230円(税別)なのに対し、今回の「超大盛激辛やきそばマシマシキャベツ」は300円(税別)と地味に高く、先行販売中のファミリーマートで購入した場合の税込価格は324円。一般販売解禁後の値段は販売店によって前後しますが、それまで税込324円に固定されているので、カップ麺としては高価格帯の商品に位置します。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:ペヤング 超大盛激辛やきそばマシマシキャベツ
製造者:まるか食品株式会社
製造所:+A・赤堀工場(群馬県伊勢崎市下触町1101-1)
内容量:262g(めん180g)
商品コード:4902885007562(JAN)
発売日:2021年12月07日(火)ファミリーマート先行
    2021年12月20日(月)一般販売
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(ファミリーマート)
商品購入価格:324円(税込)
希望小売価格:300円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:超大盛
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:820ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:3袋(ソース・かやく2袋)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(糖類、たん白加水分解物、食塩、しょうゆ、醸造酢、ポークエキス、植物油脂、りんごピューレ、香辛料、トマトペースト、野菜エキス、でん粉)、かやく(キャベツ、味付け鶏ひき肉)/ 調味料(アミノ酸等)、酒精、カラメル色素、増粘剤(グァーガム)、パプリカ色素、香辛料抽出物、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、甘味料(ステビア、カンゾウ)、重曹、ビタミンB2、(一部に小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)

実食開始

あいかわらずキャベツたっぷり

別添の小袋は「かやく」のみ先入れで、2020年3月発売の「超大盛やきそばマシマシキャベツ」と比較して10gほど少ないのですが、それでも通常品よりも圧倒的に多いと思えるボリューム感。ちらほらと例の味付け鶏ひき肉も入っているのですが、ほとんどキャベツ。

キャベツ4倍は伊達じゃない

あとは内側の線まで熱湯を注ぎ、フタをして待つこと3分——。時間になったら湯切りして、激辛ソースを馴染ませたら出来上がり。大容量の容器を使用していますが、それでも見劣りしないキャベツのボリューム感たるや。しかし、ソースの香りに “例の薬品臭” を感じるため、その主張具合が気になるところ。

ちなみにカロリーの値は1178kcalだったので、通常の「ソースやきそば超大盛(1081kcal)」よりも若干ながら高く、レギュラーサイズの「激辛やきそば(556kcal)」と比較しても2倍以上の値。ソースの香りは「激辛やきそば」に近かったので、引き続き辛さレベルはもちろん、既存品との違いや共通点に注目しつつ「めん」「ソース」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(262g)あたり
カロリー:1178kcal
たん白質:19.4g
脂  質:56.6g
炭水化物:147.8g
食塩相当量:6.6g
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

いつもの「ソースやきそば超大盛」と同じ

ソースにコストを費やしたスポット商品の場合、その調整で麺の量を減らしてくることもありますが、ペヤングのカップ焼きそばに使われている油揚げ麺をシリーズ別に並べると、少ない順から「ペヨちゃん(めん70g)」「ペヨング(めん80g)」「ペヤング(めん90g)」「超大盛(めん180g)」「GIGAMAX(めん330g)」「ペタマックス(めん660g)」にカテゴライズされています。

安心と信頼の汎用麺

つまり、もっとも麺の量が少ない子ども向けの「ペヨちゃん」から、もっとも麺の量が多いYouTuber向けの「ペタマックス」まで、なんと590gもの差が生じているのですが、それぞれ麺の原材料はレギュラーサイズの「ペヤング ソースやきそば」と変わりません。GIGAMAX以上になるとブロックの形状は変わってきますけど、それ以外の製造工程は共通で、この情報については公式も発表済み。

いつもより微妙に細いとか太いとか、厚みがあるとか薄いとか、そういった個体差が生じることもあるけれど、あくまでロット差に過ぎない変化。春雨の「ピーヤング」や「皿うどん」といった一部の特殊な商品を除き、ソースに合わせて麺を使い分けることはないので、今回の「超大盛激辛やきそばマシマシキャベツ」に使われている麺も “いつもの油揚げ麺” という認識で問題ないでしょう。

ソース

既存の「激辛やきそば」と同じ

何度か引き合いに出している「激辛やきそば」のソースと比較して、原材料名の「りんご」が「りんごピューレ」に変わっていたり「トマト」が「トマトピューレ」に変わっていたり、そういった表記の違いは生じていたのですが、使用している原材料は完全に一致。しかも並びまで同じだったので、獄激辛シリーズではない「激辛やきそば」のソースという認識で問題ありません。

しかし、今回もソースの量をキャベツに合わせて調整した様子はなかったので、いつもの「激辛やきそば」よりも比較的に辛さは穏やか。オリジナルの激辛ソースと同じように、糖類の甘さだけでなく、カンゾウやステビアといった甘味料で脇を固めているため、普段以上に甘さをフロントに感じます。それと同時に特有の薬品臭も普段より強めに感じたので、気になる人は気になるかも。

かやく

キャベツ4倍で食べ応えマシマシ

キャベツの倍率について、まるか食品の公式ウェブサイトや公式Twitterアカウントの投稿にも記載されていませんが、通常の「ソースやきそば超大盛」に使用しているキャベツの量は乾燥状態で10gなのに対し、今回のキャベツは40gなので、単純に計算しても約4倍。使用している資材自体は共通ですが、4倍量のインパクトは伊達じゃありません。

味付け鶏ひき肉は筒状に成型された例のアレなので、あいかわらず筆者は好きになれないのですが‥‥w 個人的な好みについてはさておき、今回は大量に入っているキャベツのおかげで気にならなかったです。これ、ほんとうに鶏肉なのだろうか‥‥。そもそも “どうやって加工したら” こうなるんだろうw

総評

4.0

麺は既存の「ソースやきそば超大盛」と共通で、ソースのフレームワークも既存の「激辛やきそば」からの使い回しでしたが、マシマシキャベツシリーズらしくキャベツの量だけは規格外。しかし、先行販売の対象となっているファミリーマート店舗での通常価格は300円(税込324円)なので、コストパフォーマンス的には可もなく不可もなしといったところ。

2021年12月現在「ハーフ&ハーフ激辛」を除く超大盛りサイズの「激辛やきそば」は存在しないため、見方によれば貴重な商品ではあるものの、あとはコンビニ以外での販売価格次第。ただ、既存の激辛ソースがキャベツの甘みを引き立ててくれる、そこにはクセになる美味しさを感じたので、最近のペヤングが展開する変わり種としては良品だと思います【author・taka :a(大石敬之)】

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