どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。
このページでは、2024年10月28日(月)に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。
コンビニの新商品や新作カップ麺(カップラーメン、カップ焼そば等)の最新情報、話題のニュースが気になる方は(こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので)、よろしければ最後までご覧ください。
今週の新商品 新作カップ麺リスト
▼日清食品
日清のどん兵衛 特盛 中華あんかけきつねうどん / 285円(全国)N
▼明星食品
明星 麺神カップ 焼き味噌ラーメン / 278円(全国)N
▼東洋水産(マルちゃん)
赤い天ぷらそば / 236円(全国)N
緑の天ぷらうどん / 236円(全国)N
黄色い天ぷらカレーうどん / 236円(全国)N
▼サンヨー食品(サッポロ一番)
ぐんまちゃん とろみしょうゆ / 236円(全国)N
ぐんまちゃん しおタンメン / 236円(全国)N
▼エースコック
とろとろあんかけの明太玉子風うどん / 308円(全国)N
ゴリパラ見聞録×スーパーカップ1.5倍 ゴリパラーメン 水炊き風 / 256円(九州・沖縄)N
スイッチ!×スーパーカップ1.5倍 はまぐりだし味噌ラーメン / 256円(東海)N
▼まるか食品
ペヤング ガーリックMAXやきそば / 214円(全国)N
▼ローソン
スープ激うま!激辛味噌ラーメン / 221円(全国)N
スープ激うま!濃厚豚骨ラーメン / 221円(全国)N
▼ファミリーマート
じわとろ 味噌バター味 / 198円(全国)N
濃厚だしの旨味 芳醇塩 / 198円(全国)N
▼セブンイレブン
セブンプレミアム 肉汁うどん / 108円(GMS)R
牛たん炭焼利久監修 牛テールスープ風ラーメン / 248円(全国)N
HIKAKIN PREMIUM みそきん 濃厚味噌ラーメン / 278円(全国)*
HIKAKIN PREMIUM みそきん 濃厚味噌メシ / 299円(全国)*
*一部店舗を除くセブン-イレブンを対象に、10月30日(水)朝10時から再販予定。
N=New(新商品)
R=Renewal(リニューアル)
※上記の参考価格は税別表示です。
日清食品「日清のどん兵衛 特盛 中華あんかけきつねうどん」新発売
中華あんかけ+きつねうどん!? 鶏の旨みと際立つ海鮮のコク、特盛どん兵衛またもや創作きつねうどんを展開!! 日清のどん兵衛(にっしんのどんべえ)とは、1976年(昭和51年)8月9日の発売以来、日清食品が力を入れている和風めんブランドで、現在は即席カップめん市場の丼型うどん・そばカテゴリーにおいて売上No.1に君臨している絶対王者。
今回の新商品「日清のどん兵衛 特盛 中華あんかけきつねうどん」は、昨年2月に登場した「ラーメンスープの!?」を皮切りに「ラー油肉汁」「辛どん兵衛」と続いた「日清のどん兵衛 特盛きつねうどん」の変わり種で、鶏の旨みと際立つ海鮮のコクが特徴的な “中華あんかけうどん„ であれば想像に難くないけれど、中華あんかけ+きつねうどんは珍しい組み合わせ。
今年9月上旬、定番の「きつねうどん」は東日本向けのフライうどんのみ改良し、ぜんぶ東西分けを実現しているため、どちらのパターンを採用しているのかも気になるポイントになりますが、それ以上に興味深いのは中華あんかけ+ふっくら甘辛おあげのマッチング。それと調理中に “ふっくらおあげがデフェンスかましてくる„ 可能性が高いので、スープの溶け残りも注意したい要素になります。
明星食品「明星 麺神カップ 焼き味噌ラーメン」新発売
今年の麺神は味噌ラーメンのトレンド最前線!? 焼き味噌に着目した新作登場!! 麺神(めがみ)とは、家庭での調理を前提とした即席麺でありながら、専門店で食べるクオリティを追求し、常識を超えた極太麺と濃厚なスープで味わう “真のお店品質„ を目指して生まれたブランドで、発売5年目を迎えた2024年——。
今回の新商品「明星 麺神カップ 焼き味噌ラーメン」は、ラーメン界隈で注目を集めている「焼き味噌ラーメン」に着目し、焼いた白味噌を使用することで “焼き味噌ラーメンの中でも特にブームとなっているまろやかな白味噌系の味わいと、コクがある香ばしい味噌感を表現„ した一杯ということで、私は白味噌系の焼き味噌ラーメンがブームになっていることを初めて知ったんですけど。←
明星食品の焼き味噌系といえば「狼スープ」との実績がありますし、白味噌系も「らーめん 信玄」とのタイアップ歴があるため、かなりイイ線いってんじゃないかと。極太ノンフライ麺の仕上がりについて取り立てた懸念はなく、具材もダイス肉・キャベツ・コーン・にんじん・もやしと賑やかなラインナップなので、このブログの評価でいうところの「★5」は堅そうな一杯です。
東洋水産「黄色い天ぷらカレーうどん」新発売
赤い天ぷらそば、緑の天ぷらうどんに次ぐ新色参戦!? マルちゃんの和風カップ麺に「黄色」の派生品が仲間入り!! マルちゃんの和風カップ麺とは「赤いきつねうどん」や「緑のたぬき天そば」などが在籍している東洋水産のシリーズ(旧・色シリーズ)で、定番フレーバーでは保守的な姿勢を貫いているのですが、こと変わり種になると積極的。
今回の新商品「赤い天ぷらそば」及び「緑の天ぷらうどん」は、2022年11月発売品、2023年11月発売品の流れを汲む変わり種なので、純然たる新フレーバーではないけれど、前者は “つゆに生姜の味わい„ をプラス。後者は “あおさふりかけを1.5倍に増量„ ということで、まったく調整なしの再販ではありません。
加えて今年は “オニオン揚げ玉をトッピングした玉ねぎ風味の天ぷらに、和風だしの利いたカレーつゆ„ を合わせた「黄色い天ぷらカレーうどん」を追加しているため、こちらは純然たる新商品。色シリーズ時代に「黄色い博多ラーメン」や「黄色い肉うどん」なども存在していましたが、天ぷらカレーうどんは‥‥以前に「でか盛」で出してますね。ただ、天ぷらの種類など、単なるサイズ違いでもない模様。
エースコック「とろとろあんかけの明太玉子風うどん」新発売
凄麺(すごめん)にライバル現る!? エースコックが久々にノンフライうどんを展開!! 即席カップうどんの麺といえば「日清のどん兵衛」や「赤いきつね」を筆頭に、油で揚げたフライうどんが大半を占めているところ、ニュータッチのヤマダイが実現したノンフライうどんのクオリティは凄まじく、このブログで「うどんの逸品 豆腐チゲうどん」が高評価を叩き出したのも記憶に新しいところ。
また寿がきや食品が製造を担当しているトップバリュの「オールタイムヌードル うどん」など、ノンライうどんを使用した商品は他にもあるのですが、そこに切り込んできたのがエースコック。今回の新商品「とろとろあんかけの明太玉子風うどん」は、この業界でも珍しいノンフライうどんを使用した一杯で、エースコックとしては「ぶっかけわかめうどん」(2018年5月14日発売品)以来となる試み。
テーマは「とろとろあんかけの明太玉子風」ということで、なんで毎度のことながらオーソドックスから外れるねん‥‥という不満が無きにしも非ずではあるけれど、エースコックの社風でしょうね。パッケージのイメージ画像を見る限り、具材のボリュームには期待できそうにないけれど、もちもち滑らか多加水うどんはヤマダイにとって脅威になるかもしれません。
まるか食品「ペヤング ガーリックMAXやきそば」新発売
これまでの「にんにくMAX」とは違う!? ペヤングがクサくてウマイ「ガーリックMAX」新開発!! ペヤング(peyoung)とは、まるか食品の代名詞となっているブランドで、1973年(昭和48年)7月16日発売の「ペヤングヌードル」が最初の商品。その約2年後、1975年(昭和50年)3月13日に「ソースやきそば」が現れ、昨今は当たり前となっているカップ焼きそばの礎を築きました。
今回の新商品「ペヤング ガーリックMAXやきそば」は、インパクトのある香り×美味しさをコンセプトに、強烈なガーリックの香りと旨味が同時に感じられるスタミナ感抜群の新作ということで、一見すると昨年にウエルシア限定で復活を遂げた「復刻にんにくMAXやきそば」の再販に近い商品に思えるのですが、注目すべきは原材料名に記載されている添付調味料の内訳。
ニンニクを強烈に主張しているところは共通点になるけれど、りんご果汁やコチュジャン、たまねぎ、ごまなどを使用しているため、従来の「にんにくMAXやきそば」とは異なる骨組み。先頭に「にんにく」が記載されている=にんにくの使用量が最も多い並びから、それが凄まじいことは容易に想像できますけど、これまでとは異なるアクセントにも注目です。
ローソン「スープ激うま!激辛味噌ラーメン」「同 濃厚豚骨ラーメン」新発売
いきなり激辛!? 麺大盛りシリーズに続くローソンの新PBカップめん爆誕!! 麺大盛りシリーズとは、2023年(令和5年)4月25日発売の「豚コクしょうゆラーメン」及び「辛みそラーメン」を皮切りに、わずか1年で累計販売数640万個を突破したローソンのPB商品で、おにぎりとの買い合わせを想定し、スープの味付けは力強く、かやくはシンプルに仕上げることで独自のポジションを確立したのですが‥‥
今回の新商品「スープ激うま!激辛味噌ラーメン」は、バケツ型の容器を使用した麺大盛りシリーズとは一線を画す、レギュラーサイズの新PBカップめんシリーズ第1弾で、文字通り「スープ」の美味しさがコンセプト。いきなり激辛からスタートする時点で攻めまくっているのですが、同時に「濃厚豚骨ラーメン」を展開ということで、辛くない選択肢もスタンバイ。
ちなみに食品新聞の記事によると “有名店コラボなど300円超の高級カップ麺に匹敵するクオリティを目指しながらも、手に取りやすい価格(税込238円)に設定„ ということで、かなりガチめにスープの美味しさに特化している様子。それに違わぬ高級感を実現しているのかどうか、商品の仕上がりについてはもちろん、セブン-イレブンとファミリーマートの対応も楽しみです。
セブン-イレブン「サッポロ一番 牛たん炭焼利久監修 牛テールスープ風ラーメン」新発売
仙台発祥「牛たん炭焼 利久」監修のカップラーメンがセブン-イレブンに!! 利久(りきゅう)とは、牛たんの本場・仙台を発祥とする牛たん専門店で、1988年(昭和63年)2月に仙台市泉区上谷刈で創業以来、現在はブランドすべて含め87店舗を展開している大所帯。
今回の新商品「サッポロ一番 牛たん炭焼利久監修 牛テールスープ風ラーメン」は、コンビニの中でもセブン-イレブン店舗にしか売ってない、留型(とめがた)と呼ばれるポジションのカップラーメンで、共同開発者はサンヨー食品。牛たん専門店が監修した牛テールスープ風とか、それだけでも期待できる設計なんですけど、牛たん肉具材を使用しているところも興味深い点。
セブン-イレブン・ジャパンの公式ウェブサイトに詳しい解説は記載されていませんが、イメージ画像に写っている麺の佇まいを見る限り、このブログでも絶賛している「和ラー」の流れを汲んだ独自製法である確率が高いため、そこも見どころ。さらに値段は1食あたり248円(税込267.84円)ということで、コストパフォーマンスの高さにも期待できる一杯です。
今週注目のカップ麺と展望
というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、ありそうでなかった「日清のどん兵衛 特盛 中華あんかけきつねうどん」に、ラーメン界隈のトレンドを意識した「明星 麺神カップ 焼き味噌ラーメン」の注目度も高く、東洋水産の新色「黄色い天ぷらカレーうどん」や、エースコックの「とろとろあんかけの明太玉子風うどん」も興味深い一杯。
ほかにもローソンの新PBカップめん「スープ激うま!」シリーズの発足だったり、にんにくMAXとは異なる「ペヤング ガーリックMAXやきそば」だったり、セブン-イレブン限定の「牛たん炭焼利久監修 牛テールスープ風ラーメン」だったり、賑やかなラインナップ。それから「みそきん」の再販も発表されたので、また平日の朝10時から開始ですが、気になっている方は要チェックです。
※みそきんの感想と評価が気になる方は、以下の関連ページをご覧ください。
▶︎ HIKAKIN PREMIUM みそきん 濃厚味噌ラーメン
▶︎ HIKAKIN PREMIUM みそきん 濃厚味噌メシ
メーカー未公開情報あり! カップ麺マル秘リスト
それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a(大石敬之)】
- 2024.11.04
カップヌードル 白担担
マルちゃん正麺 カップ 裏濃厚味噌
麺づくり あったか あんかけ醤油
麺づくり あったか 生姜香る味噌
大人のしょうゆ味どんぶり かつお香る肉吸い風 笠原将弘監修
大人の塩らーめんどんぶり ホタテ香るマリニエール風 渡辺雄一郎監修
大人のみそラーメンどんぶり ごま香る担々風 菰田欣也監修
飲む焼き魚 濃厚魚介醤油スープ
凄麺 冬の塩らーめん - 2024.11.11
カップヌードル 味噌キムチ ビッグ
日清のBLACKどん兵衛 黒きつねうどん 粗挽き黒胡椒と濃厚黒醤油スープ
日清焼そばBLACK U.F.O. 黒焼そば 焦がしにんにく香るイカスミソース
日清ブラックカレーメシ 欧風ビーフ
明星 チャンピオンカレー監修 濃厚カレーラーメン
推しの一杯 大喜 純とりそば
ごつ盛り ワンタン醤油ラーメン ワンタン増量1.5倍
ごつ盛り コーン味噌ラーメン 肉増量1.5倍
ごつ盛り コク豚骨ラーメン 肉増量1.5倍
わかめラーメン 焼ふぐだし塩
わかめラーメン 焼がきだし味噌
凄麺 佐野らーめん
ペヤング ハローキティのボロネーゼ風やきそば - 2024.12.02
凄麺 福箱 ご当地ラーメン東日本編
凄麺 福箱 ご当地ラーメン西日本編