最新カップ麺【今週の新商品】カプヌの豚骨ジェノバ、7分どん兵衛、ミシュラン掲載店監修など注目の新作をピックアップ!!

どうも、taka :a（@honjitsunoippai）です。

このページでは、2024年10月14日（月）以降に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
カップヌードル 豚骨ジェノバ ビッグ / 271円（全国）N
日清の利きどん兵衛 きつねうどん 東 / 236円（全国）N
日清の利きどん兵衛 きつねうどん 西 / 236円（全国）N
日清の利きどん兵衛 天ぷらそば 東 / 236円（全国）N
日清の利きどん兵衛 天ぷらそば 西 / 236円（全国）N
日清の利きどん兵衛 きつねうどん 博多 / 236円（全国）N
日清の利きどん兵衛 天ぷらそば 信州 / 236円（全国）N
まねきのえきそば きつね / 236円（近畿）N
まねきのえきそば 天ぷら / 236円（近畿）N

▼明星食品
明星 チャルメラカップ ゆず塩味ラーメン / 236円（全国）N
明星 チャルメラどんぶり ゆず塩味あんかけラーメン / 236円（全国）N
明星 チャルメラ ゆず塩味焼そば / 236円（全国）N

▼東洋水産（マルちゃん）
濃厚カレーきつねそば でか盛 / 271円（全国）N
MARUCHAN QTTA コクしょうゆ味 肉200％ / 236円（全国）N
MARUCHAN QTTA シーフード味 カニカマ200％ / 236円（全国）N
MARUCHAN QTTA コク味噌味 肉200％ / 236円（全国）N

▼サンヨー食品（サッポロ一番）
カップスター 広島中華そば / 214円（全国）N
金色不如帰監修 はまぐりだしの塩そば / 271円（全国）N

▼エースコック
ご当地の一杯 旭川 醤油ラーメン / 171円（全国）N
ご当地の一杯 富山 ブラック醤油ラーメン / 171円（全国）N
米パスタ クリーミー明太味スープ / 221円（全国）N

▼寿がきや食品
味噌麺処花道庵監修 東京味噌ラーメン / 316円（沖縄除く）N

▼丸美屋食品
ちいかわカップスープ きのこのクリーミーポタージュ / 200円（全国）N
ちいかわカップスープ カニ香るクリーミートマトポタージュ / 200円（全国）N

▼セイコーマート
生姜鶏白湯ラーメン / 148円（Secoma取扱店）N

▼ローソン
マルカンビル大食堂監修 ピリ辛あんかけ醤油ラーメン / 267円（全国）N

▼ファミリーマート
味仙本店監修 汁なし台湾ラーメン / 297円（全国）N

▼セブンイレブン
縦型ビッグ 赤いたぬき天うどん / 248円（全国）N
縦型ビッグ 緑のきつねそば / 248円（全国）N

N=New（新商品）
R＝Renewal（リニューアル）
※上記の参考価格は税別表示です。

日清食品「カップヌードル 豚骨ジェノバ ビッグ」新発売

豚骨×ジェノベーゼの進化系豚骨!? 今度のカプヌはバジル香るコクうま豚骨!! カップヌードルとは、1971年（昭和46年）9月18日の発売以来、日本の即席カップめん市場において圧倒的な占有率を誇っているブランドで、今では世界100ヶ国でも販売されているロングセラー。安心と信頼の定番フレーバーはもちろん、変わり種も積極的に展開していることで知られますが‥‥

出典：「カップヌードル 豚骨ジェノバ ビッグ」（10月14日発売）｜日清食品

今回の新商品「カップヌードル 豚骨ジェノバ ビッグ」は、濃厚でクリーミーな豚骨スープに、まさかのバジルを融合させた “進化系豚骨„ がコンセプトの一杯で、色鮮やかな「特製ジェノベーゼ風ソース」を別添。さらに具材にもトマトキューブを搭載するなど、かなり攻めた姿勢の新作なのですが、これ当たりなんじゃないですかね。

たとえば以前に東洋水産の商品を監修していた海鳴（うなり）の「ラーメンジェノバ」しかり‥‥っていうか、それがモデルなんじゃねーの？ などと。いわゆる王道の味わいからは大きく外れますが、ごく一部の店舗では何年も前から提供されている組み合わせなので、奇抜さに感けたキワモノではないと踏んでいます。

日清食品「日清の利きどん兵衛」シリーズ新発売

今だけ「博多」と「信州」登場!? どん兵衛の食べ比べ企画に新展開!! 日清のどん兵衛（にっしんのどんべえ）とは、1976年（昭和51年）8月9日の発売以来、現在は即席カップめん市場の丼型うどん・そばカテゴリーにおいて売上No.1に君臨しているブランドで、東・西・北海道で味を変えているのは有名な話。その食べ比べセットは現在、オンラインストアでも販売されているのですが‥‥

出典：「日清の利きどん兵衛」シリーズ6品（10月14日発売）｜日清食品

今回の新商品「日清の利きどん兵衛」は、2011年（平成23年）から定期的に実施されている「東西食べ比べ」の流れを汲んだ企画で、先月上旬に麺・つゆ・具材・七味の “ぜんぶ東西分け„ を実現して以降は初めての食べ比べ。しかも、定番の東西とは別に、今だけ「博多」と「信州」も展開ということで、こっちが本丸。

つゆの違いはもちろん、博多には “ふわふわ麺„ を、信州には “太切り麺„ を搭載しているため、麺の違いも見どころになっているのですが、ちょっと気になるのが博多の麺。これだけ湯戻し時間を7分に設定していることが気になり、もしやと思って原材料名を確かめてみたところ、西日本向けの「きつねうどん」と完全に一致したので、湯戻し時間を延ばしているだけかもしれません。

サンヨー食品「金色不如帰監修 はまぐりだしの塩そば」新発売

ミシュラン5年連続 “ひとつ星„ 獲得の名店「金色不如帰」監修のカップラーメンが今年も登場!! SOBA HOUSE 金色不如帰（そば はうす こんじきほととぎす）とは、2006年（平成18年）1月11日11時11分11秒、東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目の路地裏で人知れず創業した「不如帰」に始まり、現在はラーメン激戦区として知られる新宿で不動の地位を築き上げた実力店で、ミシュランガイドの常連。

今回の新商品「サッポロ一番 金色不如帰監修 はまぐりだしの塩そば」は、昨年10月9日にリリースされた「金色不如帰監修 はまぐりだしの塩そば」に続く金色不如帰のカップラーメンで、共同開発者はサンヨー食品。全粒粉を練り込んだハリのある中細麺に、はまぐりの出汁（だし）を効かせた塩スープが特徴ということで、概要は変わっていません。

ちなみに前回発売品は、このブログで高評価（★5）を叩き出しているため、今年も安心して‥‥というか、このコラボは9年半前から追いかけているんですけど、過去に及第点（★3）を付けたのは1回だけ（※2017年10月24日発売品）。それ以外は例外なく★5〜7以上を記録しているので、抜群の安定感を誇っているタッグです。

寿がきや食品「味噌麺処花道庵監修 東京味噌ラーメン」新発売

東京・野方の名店「花道庵」監修 “どこにでもありそうだけど、どこにもない味„ を商品化!! 花道庵（はなみちあん）とは、2008年（平成20年）9月3日にオープンした「味噌麺処 花道」を前身とする人気店で、創業者の垣原康（かきはら やすし）氏は「麺処 井の庄」の創業者・中村泰介（たいすけ）氏と高校生活を共にし「蒙古タンメン中本 池袋店」で働いていた共通の経歴を持つ人物。

出典：「味噌麺処花道庵監修 東京味噌ラーメン」新発売のお知らせ｜寿がきや食品

今回の新商品「味噌麺処花道庵監修 東京味噌ラーメン」は、2020年11月16日発売の「味噌担々麺」以来となる同店監修のカップラーメンで、共同開発者は寿がきや食品。4年前は「味噌麺処 花道」だったので、屋号を「花道庵」に変更後、即席カップめん業界に戻ってきたのは初。しかも、辛くないメニューの再現は、2017年2月20日に発売された「濃厚味噌ラーメン」以来の話。

麺は硬めに仕上げた力強い太麺で、製法はノンフライ。スープは白味噌をベースに、豚と鶏の旨みを強く効かせ、山椒とニンニクの香りをアクセントに加えているところも見どころ。ちなみに「花道庵」の垣原店主は「純連（じゅんれん）」での修行経験もあるのですが、それとは異なる独自のスープを作り上げているため、花道庵ならではのオリジナリティに注目です。

ファミリーマート「味仙本店監修 汁なし台湾ラーメン」新発売

矢場味仙限定の「汁なし台湾ラーメン」を商品化!? ファミマルの味仙コラボに初の湯切りタイプ爆誕!! 味仙（みせん）とは、1962年（昭和37年）3月27日の創業以来、愛知県名古屋市千種区今池に本店を構える台湾料理専門店で、かつて中華料理店「万福」（後の「大和食堂」）を経営していた郭宗仁（カク ソージン）、郭汪蘭（オーラン）夫妻の長男・明優（メイユウ）氏が開業した「今池本店」が始まり。

出典：HOME > 商品情報 > 加工食品 > 味仙本店監修 汁なし台湾ラーメン｜ファミリーマート

今回の新商品「味仙本店監修 汁なし台湾ラーメン」は、コンビニの中でもファミリーマートにしか売ってない、ファミマル印のカップラーメンで、共同開発者は日清食品。今年6月4日に発売されたカップラーメンの「味仙 台湾ラーメン」は、2015年（平成27年）3月2日の初登場から数えて「15代目」に突入した人気フレーバーなのですが、湯切りタイプの汁なしカップ麺は前例がありません。

調べてみたところ、夏の目玉商品として「矢場味仙」が店舗限定の「汁なし台湾ラーメン」を提供していたので、それが元ネタかなと思うのですが、カップ麺の監修は本店。麺屋はなび発祥の「台湾まぜそば」も台湾ラーメンにルーツを持っているけれど、あくまで “味仙の台湾ラーメンを汁なしアレンジした商品„ がコンセプトになっているようなので、鋭い辛さと中毒性の高さに注目です。

今週注目のカップ麺と展望

というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、進化系豚骨を標榜している「カップヌードル 豚骨ジェノバ」に、どん兵衛の利き企画だけのフレーバーとして現れた「博多」と「信州」の仕様も興味深く、名店監修系も「金色不如帰」「味噌麺処 花道庵」「味仙 本店」と粒揃いな布陣。

入荷状況の問題から取り零し分も溜まっているため、新商品のレビューは週の後半になると思いますが、気長にお付き合いいただけますと幸いです。

メーカー未公開情報あり！ カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a（大石敬之）】