最新カップ麺【今週の新商品】あの「飯田商店」が7PGに参入!? ペヤングの “GREATBOSS” 第2弾も見逃せない!!

どうも、taka :a（@honjitsunoippai）です。

このページでは、2022年5月23日（月）に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
日清×食べログ 百名店 宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀 貝だし塩中華蕎麦 / 248円（税別）N
立川マシマシ ウマ汁こってり辛マシライス / 263円（全国）N

▼明星食品
一平ちゃん夜店の焼そば 焦がしにんにくたまり醤油味 / 193円（全国）N

▼東洋水産（マルちゃん）
ハッピーターン味焼そば / 193円（全国*）N
亀田のカレーせん味焼そば / 193円（全国*）N

▼サンヨー食品（サッポロ一番）
カップスター スパイシーブラック醤油 タテビッグ / 220円（全国）N
にんべん ごま香る極鰹だし肉だしうどん / 193円（全国）N
にんべん ゆず香る極鰹だし小海老天そば / 193円（全国）N

▼エースコック
わかめラーメン あの頃の青春風味 柚子しょうゆ味 / 193円（全国）N
わかめラーメン あの頃の初恋風味 梅しお味 / 193円（全国）N
じわとろ ガリバタチキン味醤油ラーメン / 220円（全国）N

▼寿がきや食品
全国麺めぐり 尾道ラーメン / 238円（沖縄除く）N

▼まるか食品
ペヤング 超超超大盛やきそばGIGAMAX GREATBOSS もつ煮入り / 500円（全国）N
味の大関 5食パック 復刻版 / 280円（袋麺）N

▼マルタイ
塩レモン祭！ 長崎ちゃんぽん / 193円（全国）N

▼ローソン
ちゃんぽん亭総本家監修 近江ちゃんぽん / 220円（全国）N

▼ファミリーマート
東京油組総本店 油そば たまごタレ付 / 268円（全国）N
ファミマル 来来亭 背脂しょうゆラーメン / 200円（全国）R
ファミマル 来来亭 背脂しょうゆラーメン / 200円（全国）R

▼セブンプレミアム ゴールド
飯田商店 しょうゆらぁ麺 / 278円（全国）N

* 2022年5月24日（火）より全国のコンビニエンスストアにて先行発売。コンビニエンスストア以外の店舗では、2022年7月25日（月）より新発売。

N=New（新商品）
R＝Renewal（リニューアル）
※上記の参考価格は税別表示です。

日清食品「日清×食べログ 百名店 宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀 貝だし塩中華蕎麦」新発売

貝だし好き必見「日清×食べログ」シリーズ第7弾は “食べログ評価3.96” の「宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀」監修!! 宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀（しんじこしじみちゅうかそば こはく）とは、東京都大田区西六郷2丁目・雑色で人気を博す新進気鋭の名店で、2019年（令和元年）5月1日にオープンするや否や、最高権威の『TRYラーメン大賞』や『ミシュランガイド』にも選出された実力の持ち主。

出典：「日清×食べログ 百名店 宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀 貝だし塩中華蕎麦」（5月23日発売）- 日清食品

今回の新商品「日清×食べログ 百名店（ひゃくめいてん）宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀 貝だし塩中華蕎麦」は、カカクコムが運営する国内最大級のレストラン検索・予約サイト「食べログ」と日清食品の共同企画「日清×食べログ 百名店」シリーズ第7弾の新作で、食べログ評価3.96（2022年1月末日時点の食べログ点数）を叩き出した「宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀」と初コラボ。

秋葉原に本店を置く名門「麺処 ほん田」グループ出身の店主・岩田裕之氏と試行錯誤を重ねて開発したしなやかな細ストレート麺は、お店で食べるような “すすり心地の良さ” を追求したノンフライ麺で、モデルとなった「宍道湖しじみ中華蕎麦 ＜塩＞」の味わいを再現すべく、宍道湖産しじみ調味料をスープに使用とのこと。製品スタイルは縦型ビッグですが、本格的な味わいに期待できそうです。

日清食品「立川マシマシ ウマ汁こってり辛マシライス」新発売

不謹慎に辛ウマい!? ブタ×アブラ×ニンニク「立川マシマシ」全力監修のカップメシ “第2弾” は麻辣（マーラー）の痺れる辛さ!! 立川（たちかわ）マシマシとは、JR立川駅南口から徒歩3分、立川アーバンホテルの「らーめんたま館」内に総本店を構えるインスパイア店で、2014年（平成26年）10月4日にオープン。二郎系のラーメンはもちろん、唯一無二の “マシライス” を看板に営業しています。

出典：「立川マシマシ ウマ汁こってり辛マシライス」（5月23日発売）- 日清食品

今回の新商品「立川マシマシ ウマ汁こってり辛マシライス」は、立川マシマシの「マシライス」開発チームが全力監修した即席カップライスで、2020年5月18日発売（2021年12月20日再販売）の「立川マシマシ ウマ汁こってりマシライス」よりも “ニンニクを増量” した第2弾。さらに “シビ辛” が特長の「特製アブラー油」を別添ということで、さらに中毒性あふれる一杯に仕上がっている様子。

ちょっと公式の画像では分かりにくいのですが、パッケージの辛さレベルは5段階基準で真ん中の「3」と表示。シビレは真ん中よりも低い「2」となっているため、人を選ぶほどの刺激ではないと思いますけど、例の豚臭いニオイとニンニクの “やっちまった感” には期待できそうです。

東洋水産「ハッピーターン味焼そば」「亀田のカレーせん味焼そば」新発売

亀田製菓の “米菓” を焼きそばにアレンジ!? 東洋水産×亀田製菓コラボ最新作は「ハッピーターン」と「亀田のカレーせん」をカップ麺で再現!! というわけで、マルちゃんのブランドで知られる東洋水産×亀田製菓といえば、2017年11月27日発売の「手塩屋 赤いきつね風味」と「揚一番 緑のたぬき風味」を皮切りに、約3年前「柿の種」をイメージしたカップ焼きそばも発売しているのですが‥‥

出典：「ハッピーターン味焼そば」「亀田のカレーせん味焼そば」新発売のお知らせ – 東洋水産

今回の新商品「ハッピーターン味焼そば」は、あの “やばい粉” で知られる「ハッピーターン」の味わいを再現したカップ焼きそばで、同時に香りを極めたインド風本格スパイス使用「亀田のカレーせん」の味わいを再現した「亀田のカレーせん味焼そば」も展開し、ラインナップを強化。おいしいか否かは扨措き、話題性の高さについては申し分ありません。

ちなみに両商品ともコンビニ先行発売（2022年7月25日から一般販売解禁）となっているのですが、ハッピーターン味についてはローソンの「からあげクン」「Lチキ」「飲むハッピーターン オ・レ」「パウダーまみれのハッピーターン」「ホームパイミニ」とのコラボに合わせて取り扱いがあるようなので、いち早く食べたい方はローソンにGOデス。

サンヨー食品「サッポロ一番 カップスター スパイシーブラック醤油 タテビッグ」新発売

カップスターで富山ブラックを再現!? シゲキ強めのスパイシーブラックしょうゆ新登場!! カップスター（CupStar）とは、サッポロ一番のブランドで知られるサンヨー食品のロングセラーで、1975年（昭和50年）1月18日の発売以来、独特のスナック感で固定ファンを獲得。現在は東京03や乃木坂46・日向坂46をイメージキャラクターに迎え、ブランドの強化を図っています。

出典：ホーム > 製品情報 > サッポロ一番 カップスター スパイシーブラック醤油 タテビッグ – サンヨー食品

今回の新商品「サッポロ一番 カップスター スパイシーブラック醤油 タテビッグ」は、チキンやポークの旨みを軸に、黒胡椒でスパイシーに仕上げた醤油ラーメンで、パッケージは「カップスター」らしからぬ攻撃的なデザイン。サンヨー食品は公にしていませんが、富山県富山市を発祥とする「富山ブラック」がモデルとみて間違いなさそうな雰囲気。

即席めん業界での富山ブラックといえば、愛知県豊橋市の寿がきや食品を筆頭に、東洋水産やヤマダイ（ニュータッチ）も力を入れているジャンル。サンヨー食品も「麺家いろは」とコラボしたカップラーメンを展開しているため、同社初の試みではないものの、カップスター×富山ブラックは初めての組み合わせかもしれません。

エースコック「わかめラーメン あの頃の青春風味 柚子しょうゆ味」「同 あの頃の初恋風味 梅しお味」新発売

誰もが経験した “あの頃の青春と初恋” をイメージ!? わかめラーメンの新作が攻め過ぎていた件w わかめラーメンとは、エースコックを代表する “わかめが主役” の即席めんブランドで、1983年（昭和58年）6月の発売以来、今年で発売39周年を迎えるロングセラー。その39周年を記念して、39（サンキュー）の気持ちを込めたアニバーサリー商品を積極的に展開しています。

出典：わかめラーメン あの頃の青春風味 柚子しょうゆ味 / あの頃の初恋風味 梅しお味 2022/5/23 新発売PDF – エースコック

今回の新商品「わかめラーメン あの頃の青春風味 柚子しょうゆ味」及び「同 あの頃の初恋風味 梅しお味」は、爽やかさが懐かしい “あの頃の青春” と、甘酢っぱさが切ない “あの頃の初恋” をイメージした限定フレーバーで、そんなもん人それぞれだろw というツッコミは扨措き、エースコックらしい遊び心のある着眼点は素直に評価すべきポイント。

あの頃の－・というテーマから、メインのターゲット層は20代以上のユーザーで、柚子しょうゆ味・梅しお味ともに「わかめラーメン」と問題なくマッチしそうなイメージです。私の青春と初恋ですか？ フレーバーに落とし込むなら激辛ですよ。

寿がきや食品「全国麺めぐり 尾道ラーメン」新発売

全国麺めぐりの「尾道」が数年ぶりに復活!! 全国麺めぐりとは、寿がきや食品を代表するノンフライめんブランドで、全国各地の “ご当地ラーメンをカップめんでお手軽に楽しんでいただける” がコンセプト。定番の「富山ブラック」を筆頭に「奈良天理​ラーメン」や「鳥取ゴールド牛骨ラーメン」など、本格的な味わいで人気を博しています。

出典：TOP > 商品情報 > 全国麺めぐり 尾道ラーメン – 寿がきや食品

今回の新商品「全国麺めぐり 尾道ラーメン」は、広島県東部・尾道市を発祥とする「尾道ラーメン」をイメージしたカップラーメンで、2014年11月17日に「尾道ラーメン 壱番館（いちばんかん）」監修の一杯を展開していましたが、そのようなアピールはありません。ひとつ注目したいポイントは、尾道の「中華そば」ではなく「尾道ラーメン」を再現しているところ。

ニュータッチのブランドで知られるヤマダイの「凄麺（すごめん）尾道中華そば」は、尾道に古くから根付く “煮干しを使わない” 中華そば（「朱華園」発祥）をイメージしているのに対し、寿がきや食品の「全国麺めぐり」では “醤油と煮干オイル” をアピールしているため、阿藻珍味（あもちんみ）が広げたスタイルを再現している様子。だいぶ雰囲気は違うと思うので、食べ比べも一興です。

ファミリーマート「東京油組総本店 油そば たまごタレ付」新発売

大人気「東京油組総本店」監修によるカップ麺 “2022年” は麺10％増量で再登場!! 東京油組総本店（とうきょうあぶらぐみそうほんてん）とは、2008年（平成20年）1月10日にオープンした東京都港区赤坂の1号店「赤坂見附組」を皮切りに、都内で人気を博す油そば専門店で、2022年5月現在の店舗数は昨年の同時期に増して国内に48店舗、海外に3店舗を展開している大所帯。

出典：HOME > 商品情報 > 加工食品 > 東京油組総本店 油そば たまごタレ付 – ファミリーマート

今回の新商品「東京油組総本店 油そば たまごタレ付」は、コンビニの中でもファミリーマートにしか売ってないPB（プライベートブランド）のカップ麺で、製造は日清食品。2018年7月24日の発売以来、毎年恒例となっているため、ご存知の方も多いでしょう。つまり、上記の2022年5月発売品で “第5弾” になるのですが、従来品と比較して麺の量を10％アップしているのがリニューアルポイント。

明星食品の「ぶぶか」を筆頭に、即席カップめん市場で伸長を続けている油そばカテゴリーですが、ノンフライ麺を使用した商品は一握り。今年は東洋水産の「珍々亭」もノンフライ麺を搭載してきたので、これまで台頭だった「東京油組総本店」の立ち位置が危ぶまれる状況ではあるものの、それだけに市場の盛り上がりに期待できる展開です。

まるか食品「ペヤング 超超超大盛やきそばGIGAMAX GREATBOSS もつ煮入り」新発売

GIGAMAXサイズの「ペヤングやきそば」最新作は “GREATBOSS” 第2弾!! GIGAMAX（ギガマックス）とは、通常サイズの「ペヤング ソースやきそば」対比約4倍の大容量シリーズで、それを上回るペタマックス（GIGAMAX×2）が現れてしまった昨今。やや中途半端な立ち位置になってしまった印象が無きにしも非ずではあるものの、その印象を覆してくれたのが “GREATBOSS” という新たな企画。

出典：『ペヤング 超超超大盛やきそばGIGAMAX GREATBOSS もつ煮入り』を5月23日に発売いたします。- まるか食品

今回の新商品「ペヤング 超超超大盛やきそばGIGAMAX GREATBOSS（グレートボス）もつ煮入り」は、GIGAMAXやきそばに「もつ煮レトルト」を加えた食べ応え抜群の新作で、宝幸（HOKO）のレトルト国内産さば水煮を搭載した「ペヤング 超超超大盛やきそばGIGAMAX GREATBOSS さばの水煮入り」（2022年4月4日発売品）に続く第2弾。

前回は “なにがGREATBOSSなんだ？” などと疑問に感じていたのですが、今回の第2弾でGREATBOSSの指標はGIGAMAX×レトルトの具材入りであることが確立。おそらく麺とソースは既存の「ペヤング ソースやきそば超超超大盛GIGAMAX」と共通で、そこに “豚ホルモン味噌煮込み” を別添したようです。希望小売価格は500円（税別）と強気な設定ですが、ふつうに美味しそうですよね。おっさん怖いけどw

セブンプレミアム ゴールド「飯田商店 しょうゆらぁ麺」新発売

湯河原のレジェンド店「飯田商店」が “7PG” に!? セブンプレミアムに革命の予感!! らぁ麺屋 飯田商店（いいだしょうてん）とは、言わずと知れた湯河原の超絶人気店で、これまでに数々の賞を総なめにしてきた実力の持ち主。鶏の旨みがダイレクトに伝わるスープに、自家製麺を合わせた「しょうゆらぁ麺」は、多くの評論家やフリークの舌を唸らせ続けています。

出典：湯河原町の銘店『飯田商店』監修 セブンプレミアム ゴールドにてカップラーメンを新発売！～5月20日（金）より、全国のセブン＆アイグループ各店にて順次発売～ – セブン＆アイHLDGS.

今回の新商品「飯田商店 しょうゆらぁ麺」は、飯田商店の代表・飯田将太（いいだ しょうた）店主監修のもと、同店の看板メニューである「しょうゆらぁ麺」を再現したカップラーメンで、以前より飯田商店と付き合いのある東洋水産が商品化。数年前にも大判どんぶり型のカップラーメンを発売していたので、初めての試みではないのですが、驚くべきは “セブンプレミアムの最高峰” に食い込んだこと。

セブンプレミアムゴールドにおけるカップラーメンといえば、日清食品（すみれ、一風堂、山頭火）の独壇場だったのに、まさかの東洋水産×飯田商店が参入ということで、セブンプレミアムの勢力図を狂わしかねない展開。ニュースリリースでは5月20日（金）発売となっていますが、セブン＆アイのGMSでは5月23日（月）より、セブンイレブンでは5月24日（火）から販売開始の店舗が多いようです。

今週注目のカップ麺と展望

というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新商品は、7PG初となる「飯田商店 しょうゆらぁ麺」を筆頭に、同じく有名店監修部門では「日清×食べログ 百名店 宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀」と「東京油組総本店 油そば たまごタレ付」の期待度も高く、注目度の高さでいえばペヤングの新作「超超超大盛やきそばGIGAMAX GREATBOSS もつ煮入り」も見逃せません。

さらに「ハッピーターン味焼そば」「亀田のカレーせん味焼そば」や「わかめラーメン あの頃の青春風味 / あの頃の初恋風味」も面白みのある試みで、かなり賑やかな週になりました。さらにノーアナウンスのコンビニ新商品がリリースされるかもしれないため、そちらも睨みながらブログを更新します。

メーカー未公開情報あり！ カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a（大石敬之）】