【最新】カップ麺 新商品一覧 2019年11月第4週は篝に釈迦 “博多元気一杯” など名店多数!!

どうも、taka :aです。

この記事では、2019年11月25日（月）に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
・名店が認めた本格style 篝（かがり）鶏白湯Sobaトリュフ / 228円（全国）
・カップヌードル謎肉丼 / 263円（全国）
・日清のどん兵衛 マシマシの素 / 非売品（詳細は後述）

▼明星食品
・明星 ラーメンぴあ 釈迦監修 スパイスらぁめん天空 / 220円（全国）

▼東洋水産（マルちゃん）
・謹製 松茸香る鱧だしそば / 220円（全国）

▼サンヨー食品（サッポロ一番）
・八幡屋礒五郎七味唐からし使用 ピリ辛味噌ラーメン / 193円（全国）
・八幡屋礒五郎七味唐からし使用 ピリ辛豚汁風うどん / 193円（全国）

▼エースコック
・全国ラーメン店マップ 博多編 博多元気一杯!!監修 博多クリーミー豚骨ラーメン / 220円（全国）

▼寿がきや食品
・濃厚蟹だし味噌らぁ麺 / 260円（全国）

▼ファミリーマート
・RIZAP 醤油豚骨ラーメン / 220円（全国）
※2019年11月26日（火）発売・数量限定

▼セブンイレブン
・セブンプレミアム カレーうどん / 118円（全国）R
・蟻月 白のもつ鍋風ラーメン / 218円（全国）
・らぁ麺 飯田商店 醤油拉麺 / 198円（東日本）

日清食品

「名店が認めた本格style 篝 鶏白湯Sobaトリュフ」新発売

絶品鶏白湯と芳醇トリュフがリッチに融合した「篝」の新作ついに完成!「名店が認めた本格style」とは、絶大な人気を誇る有名ラーメン店の味を手軽なタテ型で、なおかつ本格スープと生めん風ノンフライ麺で忠実に再現した “ご当店カップ麺” シリーズとして発足。今回の「篝 鶏白湯Sobaトリュフ」は、名店が認めた本格style・第2弾の新商品です。

出典：日清食品「名店が認めた本格style 篝 鶏白湯Sobaトリュフ」（11月25日発売）

「篝（かがり）」とは、銀座4丁目の路地裏（銀座Aビル1F）から始まった人気店で、お店の自慢は鶏白湯（とりぱいたん）。2013年3月1日にオープンするやいなや、瞬く間に行列の絶えない話題の名店になり、2016年・2017年と2年連続で「ミシュランガイド東京」にも掲出。開業当時から人気No.1メニューは「鶏白湯SOBA」で、前回の「本格style」第1弾で再現されました。

というわけで「篝」が連続で監修している今回、再び軸は人気No.1の「鶏白湯Soba」となっているのですが、冬限定のトリュフオイル使用とのこと。「篝」は2017年11月15日に一時閉店、2018年12月27日から銀座6丁目に現在の本店を構えており、そのタイミングから「トリュフ」が正式に導入されました。本店のトリュフは強烈と有名なので、日清食品の再現度に期待しましょう。

「カップヌードル謎肉丼」再販

オンラインストアでバカ売れした伝説のカップメシ「謎肉丼（なぞにくどん）」今年もスーパーやコンビニで一般販売開始!「謎肉丼」とは、2017年に日清食品の公式SNSアカウント（Twitterなど）が “ごはんに謎肉をのせた写真” を投稿したところ、それを見たファンから「食べてみたい!」と商品化を希望するリクエストが殺到し、実際に商品化されたもの。

出典：日清食品「カップヌードル謎肉丼」（11月25日発売）

遡ること2017年7月29日、カップヌードルミュージアム「NOODLES BAZAAR ワールド麺ロード」（神奈川県横浜市中区新港「安藤百福発明記念館」の4階）にて、1日29食限定の “リアル謎肉丼” を8月31日まで提供。さらに同年10月1日にも同所で再販されていたのですが、翌2018年7月2日に即席カップライス「カップヌードル謎肉丼」が販売されます。

2018年7月の「謎肉丼」は、日清食品の公式通販サイト限定商品として発売され、当時1万食用意されていたものが “1.6秒に1個” 売れたほど——つまり1万食が4時間26分40秒で完売し、同年12月3日に一般の店頭に並びました。念のため当時のレビューを確認したところ、JANコード（4902105945957）が同じだったので、パッケージデザインのみリニューアルの再販ですね。

「日清のどん兵衛 マシマシの素」再販

これ1袋で “ニンニク・アブラ・ヤサイ” マシマシ!? もやし1袋で「どん兵衛」をラーメン二郎風にアレンジできる特別な調味料「マシマシの素」即日完売御礼にて再販決定!!「マシマシの素」とは、どん兵衛の人気アレンジレシピ「どん二郎（どんじろう）」に着目して開発された液体調味料で、今年11月11日に解禁されたのですが、数量限定にて瞬く間に完売——

出典：日清食品「11月25日（月）午前10時より数量限定で再販売を開始いたします」

ニンニクの風味とアブラの旨味が詰まっている醤油ベースの液体調味料で、いつもの「どん兵衛」と「もやし1袋」あれば話題の “どん二郎” が再現できる優れもの。製品化まで途中いろいろありましたが、諸々の課題を乗り越えて、日清食品の公式通販サイト「日清食品グループ オンラインストア」限定の非売品として配布されました。

「日清のどん兵衛 きつねうどん」を2つ買ったら「マシマシの素」が1袋もらえるシステムで、今回はレギュラーサイズの「きつねうどん」東・西のみ再販。日清食品の通販は会員制なのと、たぶん今回も転売ヤーのせいで倍率が無駄に上がると予想されますが、実際に使ってみたところ “かなりヤバかった” ので、興味のある方は2019年11月25日（月）10時00分の販売開始に備えてください。

明星食品

「明星 ラーメンぴあ 釈迦監修 スパイスらぁめん天空」新発売

2020年のトレンドNo.1「スパイスらぁめん 釈迦」の人気メニュー “天空” をカップラーメンで再現!「スパイスらぁめん 釈迦（しゃか）」とは、東京・市ヶ谷に本店を構える2005年9月15日創業「麺や 庄の」店主・庄野智治氏（MENSHOグループ代表）が監修したスパイスラーメン専門店で、2018年9月17日11時に池袋でグランドオープン。

出典：明星食品「明星 ラーメンぴあ 釈迦監修 スパイスらぁめん天空」（11月25日発売）

ラーメンクリエイターとして幅広く活躍している庄野智治氏と “東京スパイス番長” シャンカール野口氏（スパイス調合師・貿易商）による共同監修店舗で、2019年8月から新宿御苑（旧・麺や庄のgotsubo）に移転。現在は麺庄の直営店として営業しており、ぴあMOOK『ラーメンぴあ2020首都圏版』が今年のトレンドとして特集した “スパイスラーメン” の中で注目No.1に選ばれました。

今回の新商品「スパイスらぁめん天空」は、古代インドより伝わるグンドゥチリ、カシミリチリ、ガーリック、マスタードシードなど、15種のスパイスを使用した “天空へ昇華される一杯” をカップラーメンにアレンジしたもの。麺はノンフライ麺を使用し、2020年のラーメン業界で最も刺激的な一杯を提案とのことなので、スパイスの効かせ方と辛さレベルにも注目です。

東洋水産（マルちゃん）

「謹製 松茸香る鱧だしそば」新発売

スープのおいしさにこだわった「謹製」シリーズから “高級な日本の秋の味覚を贅沢に味わう” 新商品が登場! マルちゃんの「謹製（きんせい）」とは、初代「白濁とんこつラーメン」から始まったシリーズで、第1弾の発売日は2001年8月6日。その後、2015年5月までコンスタントに新製品が開発されていたのですが、突如としてリリースが途絶えます。

出典：東洋水産「謹製 松茸香る鱧だしそば」新発売のお知らせ

もう廃盤になったのだろうか——そう思いかけていたところ、なんの前触れもなく2019年4月15日に発売された「謹製 山椒香る塩そば」にてブランド復活。これまで同社の本気盛（マジモリ）とコンセプトのカニバリが生じていたのですが、2019年の再始動から “女性層やあっさり系を好むユーザーにぴったりな一品” として大きくコンセプトを刷新し、差別化に成功しました。

先月7日に発売された第2弾「謹製 山椒香る塩焼そば」にはブレを感じたものの、シリーズ第3弾の新作はカップ麺でも珍しい “土瓶蒸し” をイメージした「松茸香る鱧だしそば」を開発。現在のマルちゃん縦型ビッグ製品に使用されている油揚げ麺は安心のニュータイプなので、昆布・かつお・鱧（はも）の旨味に松茸の香りを効かせたというスープの謹製感に期待。

サンヨー食品（サッポロ一番）

「八幡屋礒五郎七味唐からし使用 ピリ辛味噌ラーメン / ピリ辛豚汁風うどん」新発売

長野県長野市に所在する七味唐辛子の老舗「根元 八幡屋礒五郎（やわたやいそごろう）」の “七味唐からし” と信州ご当地みそ “信州味噌” を100％使用した長野推しの新作発売! サンヨー食品の公式ウェブサイトは休日明けまで更新されないので、この記事をご覧の日によっては新製品情報が反映されていないかもしれませんが、八幡屋礒五郎シリーズ第2弾が今週の新商品として発売されます。

「八幡屋礒五郎七味唐からし使用 ピリ辛味噌ラーメン」は、2019年2月12日に同じ商品名で発売されているので、立ち位置としては再販。味噌ラーメンという題材は同じですが、前回は信州味噌をスープに配合した味噌のうち80％使用となっていたところ、今回は100％に増量されているため、まったく中身が同じというわけではありません。

そして前回は「ピリ辛けんちんうどん」との同時発売品でしたが、今回は「ピリ辛豚汁風うどん」と間に足された “風” が気になるところではあるものの、両者ともに八幡屋礒五郎の七味唐からしと信州味噌100％をアピール。おそらくスーパーやドラッグストアでの実売価格は税込105円〜130円以内、前回けっこう地味に美味しかったので、引き続き安定していると思います。

エースコック

「全国ラーメン店マップ 博多編 博多元気一杯!!監修 博多クリーミー豚骨ラーメン」新発売

知る人ぞ知る看板のない人気店「博多元気一杯!!（はかたげんきいっぱい）」の看板メニュー「博多クリーミー豚骨ラーメン」の味わいを再現!「全国ラーメン店マップ」とは、全国各地に点在する人気ラーメン店のおいしさを手軽に味わえるシリーズとして、2014年12月22日初の「なにわ編・麺や而今」からスタート。以来、定期的に新商品が開発されているのですが——

出典：エースコック「全国ラーメン店マップ 博多編 博多元気一杯!!監修 博多クリーミー豚骨ラーメン」2019/11/25 新発売PDF

どうも北海道を拠点にしているらしく、前回の新作も北海道の名店「蜂屋（2回目）」で、かと思えばイッキに九州・博多まで南下。今回の監修店「博多元気一杯!!」とは、看板の無いラーメン店で、お世辞にも洗練されているとはいえない雑居ビルの中に店があり、その表に “水色のバケツが掛けてあったら営業中” という事前情報なしでは辿り着けないコアな店——あ、ちゃんとカップ麺のフタにもバケツが描かれていますね。

1999年の開店当初は実食中だろうと商品提供前だろうと関係なく “ひとつでも破ると一発退場させられかねない” 厳格な「掟」が多数あることでも有名で（※現在は緩和）、しかしながらスープは絶品。2019年には『ミシュラン福岡』にも掲載され、その味を再現した今回の新商品は “豚本来の旨み” が味わえるそうな——他にも書きたいことが多いので、実食レビューの際に掘り下げます。

寿がきや食品

「濃厚蟹だし味噌らぁ麺」新発売

お笑い芸人「HEY！たくちゃん」が店主を務める東京・渋谷の人気店「鬼そば藤谷（ふじや）」の甲殻類系セカンドブランド「onisobafujiya ～PREMIUM～（オニソバフジヤ プレミアム）」から初の再現カップラーメン新登場!「onisobafujiya ～PREMIUM～」とは、濃厚な “甲殻類系味噌らぁめん” がテーマの専門店で、まだ2019年7月17日にオープンしたばかり。

出典：寿がきや食品「TOP > 商品情報 > 濃厚蟹だし味噌らぁ麺」

アゴマネ芸人 “HEY！たくちゃん” こと藤谷拓廊（ふじや たくろう）氏は、ラーメンの鬼と呼ばれた故・佐野実氏が認めた最後の弟子で、芸人のブランドネームだけで客を呼び寄せるような営業はしていません。確かな実力から味には定評があり、セカンドブランド「onisobafujiya ～PREMIUM～」も好評です（実店舗では蟹よりも「ロブスター味噌らぁ麺」が人気みたいですけどね）。

今回のテーマになっている「濃厚蟹味噌らぁ麺」は、動物系にモミジ（鶏の脚先）を使い、宮崎県産の渡り蟹とストーンクラブ、さらに福井の400年味噌・米五味噌を使用した1日20杯限定の逸品。それを再現しているのが今回の「濃厚蟹だし味噌らぁ麺」なんですけど、2019年1月28日に寿がきや食品が「鬼そば藤谷」の看板で「濃厚蟹だし味噌らぁ麺」を出ているので、もしかすると中身は——

ファミリーマート

「RIZAP 醤油豚骨ラーメン」新発売

ファミマでRIZAP（ライザップ）第11弾ついに油揚げ麺から脱却!「ファミマでライザップ」とは、コンビニスイーツや惣菜パンなど、ファミリーマートとライザップが共同開発している低糖質シリーズの企画で、2016年11月から販売開始。あくまでコンセプトはロカボ（ゆるめの糖質制限）のラインではあるものの、通常商品と比較して圧倒的に糖質が低いのが特徴です。

出典：ファミリーマート「HOME > 商品情報 > 加工食品 > RIZAP 醤油豚骨ラーメン」

ファミマ×RIZAPのカップ麺が初めてリリースされたのは、同企画開始から約3ヶ月遅れの2017年1月10日。製造は第1弾「RIZAP 生姜醤油ラーメン」から一貫して明星食品株式会社の担当で、縦型カップ・どんぶり型ともにノンフライ麺からスタート。けれども最近は縦型が主流になっていて、第5段以降は麺も油揚げ麺に統一されていたのですが——

ファミリーマートの商品情報によると、やっとこさ食物繊維を練り込んだ「ノンフライ麺」に戻されたようで、縦型カップにノンフライ麺が採用されるのは第4弾の「醤油豚骨ラーメン」（2017年7月18日発売）以来の話。今回の「醤油豚骨」に糖質50％OFFの表示はなく、糖質量も1食（84g）当たり19.9gと第4弾（17.5g）より微妙に高めですが、2年以上ぶりにノンフライ麺の新製品が出ましたね。

今週注目のカップ麺と展望

もしかすると特定の企業やコンビニからノーアナウンスの新商品が出る可能性もありますが、先週と同じく現段階2019年11月第4週の新作カップ麺に汁なし系は見当たりません。しかし、「篝」や「釈迦」「博多元気一杯!!」「onisobafujiya ～PREMIUM～」と注目したい話題の人気有名店が複数あって、なかなか粒揃いな週になりました。

他、およそ1年ぶりに復活する「謎肉丼」や “どん二郎” 専用「マシマシの素」再販、マルちゃんが送る秋の幸「謹製 松茸香る鱧だしそば」も気になるところ——というわけで今週も新商品のレビューを優先し、先週の取り零し分も睨みつつ、ちょい足しアレンジの新しいレシピ紹介も計画しているので、今週も一緒にカップ麺を楽しんでいけたらなと思います。

メーカー未公開情報あり! カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。中にはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、またはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいの気持ちで話のネタにでもご活用ください。