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「ヘテ ヨッポギ 甘辛味」SNSで話題! 韓国の即席トッポギ〈ヨッポギ〉とは‥

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ヘテパシフィック

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、SNSで話題の即席トッポギ、ヘテパシフィック「ヘテ ヨッポギ 甘辛味」の実食レビューです。

売り切れ続出!? 即席カップトッポギ「ヨッポギ」(ヨポキ)とは‥‥

実際に食べてみた感想に基づいて評価し、再現度も含めて総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

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ヘテ ヨッポギ 甘辛味

「ヨッポギ」「ヨポッギ」「ヨポキ」「ヨポッキ」など、店頭やネット通販サイトによって発音表記の仕方が異なっているのですが、輸入者である「HAITAI(ヘテパシフィック株式会社)」のコーポレートサイトの商品情報やカップ側面に掲載されている商品名は「ヨッポギ甘辛味」となっているので、以降このブログでの表記は「ヨッポギ」で統一します。



「ヨッポギ」(요뽀끼・YOPOKKI)とは、韓国グルメで人気の「トッポギ」を電子レンジで手軽に調理でき、なおかつ本格的な味わいが楽しめるインスタント食品として、2018年の始め頃からSNSを中心に密かなブームを巻き起こしていたのですが、即席食品とは思えない美味しさだと話題になり、2018年中旬あたりから急激に人気が高まり注目度が上昇。

その当時より積極的に取り扱っていたヴィレバン(ヴィレッジヴァンガード)の店頭では、完売後に再入荷しても即売り切れ状態が相次ぎ、2019年1月現在は公式オンラインストアでも “品切れ中” となっています。韓国食品輸入サイトやPLAZAの通販サイトであれば滞りなく購入可能なんですけど、私は別件で立ち寄ったドンキホーテで見つけました。

ありがたいことに注意事項や作り方など、すべて日本語訳対応済みだったのですが、商品識別番号の国コード(バーコードの下にある数字の最初にある2〜3桁の数字)が韓国を示す “880” のままだったので、中身は直輸入品です(※国コードは必ずしも原産国を示しているわけではないのですが、880なら間違いなく韓国からの直輸入品)。

現在、日本で手に入る「ヨッポギ」の現行ラインナップは、「甘辛味」「チーズ味」「オニオンバター味」「チャジャン味」「激辛味」の全5種類。今回のオーソドックスな「甘辛味」が、いわゆるシリーズの “オリジナル” に該当するようですね。ちなみにハングルでの商品名は、「요뽀끼 매콤달콤 1인 컵」(ヨッポギ 甘辛 1人前 カップ)となっていました。



冒頭にてチラッと触れた輸入者の「ヘテパシフィック株式会社」(HAITAI PACIFIC CORP.)とは、1945年創業の韓国・菓子業界大手「ヘテ製菓」を運営母体としているヘテ製菓の日本代理店で、主な事業内容は貿易及び国内卸売業。ローマ字表記にすると「HAITAI」ですが、読み方は “ハイタイ” ではありません。

「ヘテ」というグループ名の由来となり、企業ロゴのモチーフとして採用されているのは、日本の狛犬(こまいぬ)の起源ともいわれている中国の「獬豸」(かいち)から韓国へ伝わった伝説上の生き物、「ヘテ」(해태)だそうです。なるほど、我らが狛犬の親戚なんですね。ずんぐりしててカワイイw

それでは、内容物と調理方法を確認してみましょう。

作り方と内容物の確認

【美味しいヨッポギ甘辛味の作り方】①カップにトッポギ餅とソースを加えます。②水15ml(大さじ1)を加えます。③トッポギ餅とソースと水をよくかきまぜます。④カップにフタを斜めにのせ少しすきまをあけてレンジで加熱してください。500W(2分30秒)



というわけで、実に簡単です。とりあえず水は大さじ1杯(15ml)、あとはフタを斜めにのせて隙間を空ける、というのが気をつけたいポイントですね。電子レンジのワット数は500Wでの目安しか記載されていませんが、600Wなら2分05秒、700Wなら1分47秒、1000Wなら1分15秒が加熱時間の目安になりますので、ご参考ください。

内容物は、「トッポギ餅」(でかいな‥‥)と「ソース」の2種類で、この2袋を両方ともカップの中に入れてから水を大さじ1杯加え、よくかき混ぜてから電子レンジで加熱します。容器から取り出して直後、トッポギ餅同士が引っ付いていると思うので、内袋を開封する前に(脱酸素剤を破かない程度の力加減で優しく)揉みほぐし、餅を独立させておきましょう。

商品の外装は日本語訳バッチリでしたが、ソースの小袋にプリントされているリサイクルマークの「비닐류」(ビニール)やトッポギ餅の袋に入っている脱酸素剤の赤い注意書き「먹지마세요」(DO NOT EAT = 食べるな)など、中身は韓国直輸入仕様です。まぁ翻訳なくてもソースの小袋は感触からして「プラ」ですし、脱酸素剤は食べたらヤバそうだな‥というのは分かるので問題ないですね。

ちなみにヴィレヴァンの公式オンラインストアでは販売価格が税込280円となっていて、私の購入価格はドンキホーテで税込257円(それでもレジで値段を見た時に「え、高くない?」などと思ってしまったのですが‥w)、ネット通販サイトでの最安値はバラ売りの場合で税込194円+送料648円となっていました。

製品情報・購入価格

製品名:ヘテ ヨポッキ 甘辛味
原産国:韓国
輸入者:ヘテパシフィック株式会社
内容量:140g(トッポギ餅100g+ソース40g)
発売日:-
実食日:2019年01月26日(土)
商品コード:8809054400178
希望小売価格:-

発売地域:全国
購入価格:257円(税込)
取得店舗:ドンキホーテ

麺の種類:-(トッポギ餅)
容器材質:紙
水量目安:大さじ1杯(水15ml)
調理時間:電子レンジ加熱(500W 2分30秒)
小袋構成:2袋(トッポギ餅・ソース)

原材料名とアレルギー表示

原材料名:【トッポギ餅】米(アメリカ産)、食塩 / pH調整剤、酒精【ソース】トマトケチャップ、砂糖、でん粉、コチュジャン、ぶどう糖、食塩、りんごピューレ(りんごを含む)、玉ねぎ、清酒、にんにく、唐辛子粉、ビーフエキス(牛肉を含む)、粉末しょうゆ(小麦・大豆を含む)、デキストリン / 調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンC)、酸味料
アレルギー表示:小麦・牛肉・大豆・りんご(27品目中)

実食開始

トッポギ餅の袋を開封した瞬間、日本のカップ麺でいうところの「生タイプめん」を開封した時と同じようなツンとした香りが漂ってくるのですが(ちょっと苦手‥)、これは品質保護のために添加されているpH調整剤と酒精によるものです。ちなみにトッポギ餅の袋を開封後に分かったのですが、脱酸素剤の裏面には英語・韓国語・日本語・中国語で「たべられません」と書いてありました。←



ソースはケチャップとリンゴかな? トマト系の香り+フルーツペースト系の甘酸っぱい香りがフロントにあって、そこにコチュジャンとニンニクが混じり合う韓国風ではあるものの、あまり辛そうな香りではありません。あとは大さじ1杯の水を入れて電子レンジで加熱するのですが、がっちりフタを閉めないように気を付けましょう。

お、いい感じですね。かなりアツアツで持てないかも‥と思いきや、紙容器でも二重構造になっていたので、意外と抵抗なく取り出せました。でも調理環境やワット数によっては容器まで激アツ状態かもしれないので、くれぐれも電子レンジから取り出す際は火傷しないようにご注意ください(※今回は500Wの電子レンジで2分30秒加熱しました)。

ちなみに炭水化物の量は75.6gとレギュラーサイズのカップ麺よりも多かったのですが(比較対象を間違えているかもしれませんがw)、なんと脂質は0.0gという驚きの低さ! まぁ体型の維持で懸念すべきは脂質やカロリーよりも糖質なんですけど、食塩相当量も0.68gと低めの設定です。それでは、再現度の高さと辛さに注目しながら食べてみたいと思います。

1食(140g)あたり

カロリー:322kcal
たん白質:5.6g
脂  質:0.0g
炭水化物:75.6g
(糖  質:74.6g)
(食物繊維:1.0g)
食塩相当量:0.68g

トッポギ餅

超もっちもち!

いわゆる韓国の餅なんですけど、日本の餅とは違って主に粳米(うるちまい)が原料となっています。うるち米で作った「カレトッ」(가래떡)という白い棒状の餅を今回のように細長く短めに切り出したものを「トッポギ」(떡볶이)といい、薄く斜めにスライスしものを「トック」(떡)というのですが、これはスゴいですよ。

さすが電子レンジ加熱調理だけあって密度の高さが尋常ではなく、ある意味ちょっと不自然なくらモッチモチ。もちろん異様に硬いとかではなく、人間業とは思えない弾力というか(実際に製造は機械が頑張っているのだと思いますけど)、手作りのトッポギを鍋で茹でた場合、どう頑張ってもこうはならんだろう‥みたいなw



でも日本の餅みたいに伸びることのない、適度な歯切れを兼ね備えているトッポギらしい個性的な食感が電子レンジ調理で手軽に楽しめる、なるほどSNSで本格派と話題になるのも頷けます。特にムラとかは気になりませんでしたが、電子レンジで加熱してからフタをキチッと締め直し、余熱で30秒〜1分ほど蒸らすとより自然に思えました(※でも冷えると急激に硬くなるので温かいうちに食べましょう)。

ソース

だいぶ甘いw

いやぁ、これは思いのほか甘いですね。かなり甘い。たぶん、こういうトッポギを現地で提供している店もあると思いますし、何味かと聞かれたら真っ直ぐ甘辛味と答えますが、だいぶ甘いです。おやつです、おやつ。唐辛子の辛さも無いに等しいとは言いませんが、テイストとしては大幅に「甘い」。ただ、けっこう再現度は高いですよ。

もともとトッポギのタレはコチュジャンと韓国の水あめ(すこし日本の水飴とは違う料理用の水飴)をベースにニンニクなどを加えるスタイルなので、だいたいこんな味なんです。なので味の再現度は高いんですけど、その中でも甘口。そもそもトッポギがダメな方は確実に食の好みから外れることになるでしょうし、あまり日本人向けの甘さではないかもしれません。

どちらかというと屋台に来てくれた子どもでも食べられるような、おやつ感覚を意識している甘辛味です。日本でいうところの「みたらし団子」じゃないけれど、「韓国餅の甘辛和え」(きわめてピリ辛)なので、主食として食べるのではなく、夜食‥には厳しいにしてもガツンと小腹が空いた時(?)の間食とか、そういったシーンにチョイスすべきテイストですね。

アレンジしてみた

パッケージには “ネギ、ゴマ ゆで卵をトッピングで さらに美味しく! ” と書いてあったのですが、茹で卵より温泉卵のほうが美味しそうだったので、温泉卵とネギ(青葱)、ごま(白ごま・粒)をトッピングしてみたところ‥‥間違いないですね(笑)。

ノーマルのままだと食事としては甘過ぎるし、食後のデザートにしては重過ぎるという、中でも強い甘さが人を選ぶターニングポイントになるテイストでしたが、温泉卵の白身が甘さを中和。さらにベースの甘辛テイストが卵黄のコクと絡んで食事のニュアンスに近づき、そこへ青葱のアクセントがスッ‥と香ることで、ずいぶんと食べやすくなります。

そして胡麻! ほんと秀逸。胡麻といえば韓国料理に欠かせない食材ですが、胡麻団子しかり、みたらし団子に白ごまのアクセントしかり、なんで最初から入ってないの? ってくらい甘辛ヨッポギと相性抜群。胡麻なら余裕で入手かと思いますので、是が非でも。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(★4+)

正直、かなり今回の評価は迷いました。とりあえず “トッポギとしての再現度は高い” ので、そこだけ評価すれば★5(当ブログでは「上出来」)でも差し支えないと思ったのですが、いくらなんでも甘すぎるだろ‥‥っていう。ただ、これは “おやつ” だと割り切って白胡麻をトッピングすれば余裕で★5!!

というわけで、このような評価となりました。甘辛ヨッポギを召し上がる際は、ガツンと食べ応えのある腹持ちのいい “韓国風お餅系スイーツ” のイメージでお召し上がりください。それでも食べてみたら甘過ぎた! という場合に備え(実際けっこう甘いので)、温泉卵と青葱を用意しておきましょう。なお、白ごま(粒ごま)は無条件で必須です。ちょい足しするだけで格段に美味しくなるので、ぜひ。

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