記事内に広告が含まれています

日清食品「日清のどん兵衛 キムチチゲうどん」冬の人気商品復活! 2018年版レビュー

スポンサーリンク
日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年10月29日(月)新発売(リニューアル)のカップ麺、日清食品「日清のどん兵衛 キムチチゲうどん」の実食レビューです。

寒い季節にぴったりの一杯が再登場!2017年11月にも発売された冬の定番鍋メニュー「キムチチゲ」をイメージした「どん兵衛 キムチチゲうどん」が好評だったようで、2018年も冬にあわせて再びリリースされました。

辛い?辛くない?昨年と何が違うの?実際に食べてみた感想に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。分かりやすく丁寧に解説しておりますので、お時間よろしければ最後までお付き合いください。

スポンサーリンク

日清のどん兵衛 キムチチゲうどん 2018

まず “昨年との違い” なんですけど、栄養成分表示は同じなんです。熱量(カロリー)、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量、ビタミンB1・B2、カルシウムの値すべて一言一句まったく同じなのですが、それについて日清食品に問い合わせてみたところ、完全な再販というわけではなく、微妙にマイナーチェンジしているそうです。

同じなのは栄養成分表示の数値だけでなく、パッケージに使われている宣材写真(具材の配置やリフトされている麺の本数)、「海鮮の旨み広がるキムチチゲうどん」のグラデーションなども変わっていません。さらにはJANコード(バーコード下の数字)まで一緒なのですが、フタ上のデザイン(配色)に注目してみましょう。

2017年発売品は同じ柄の背景で黄色だった部分が赤くなり、赤かった手前の格子と文字「日清の」が黄色に反転。さらに「どん兵衛」の文字が白くなっているんですけど‥それがどうしたですよねw ただ、「どん兵衛」の文字が白くなったことで、スタイリッシュになったような気がします。

お湯の目安量は昨年と同じく370mlで、「熱湯5分」の “5” は赤から黒に変わっているのですが、もしかするとリニューアルしたのはパッケージデザインだけなのかも‥?

そうそう、日清のどん兵衛といえば最近、吉岡里帆さんが演じる「どんぎつね」がイメージキャラクターとして起用されていますが、実は “きつねじゃなくて” ポメラニアンとハスキーのミックス犬 “ポンスキー” らしいですね。

今月の中頃に話題を呼んだ星野源さんが朗読しているweb限定のオリジナルストーリー「絵本 どんぎつね」を視聴して、私は初めて世の中に「ポンスキー」というミックス犬が存在することを知りました。はい、そろそろカップ麺を開封します。

開封

小袋は「粉末スープ」と「かやく」の2袋構成で、粉末スープは赤、かやくは青という配色も同じですし、ロゴのデザインも従来品と比較して特に変化ありませんね。麺も見た感じ、いつもの雰囲気と大差ありません。

先ほど栄養成分表示が2017年発売品と変わらないと書きましたが、原材料として使用されている成分の構成と食品添加物も並びからして同じです。ただ、「ポークエキス」が「ポーク調味料」に書き換えられ、「いかパウダー」は「いか粉末」に、「魚介エキス」は「魚介調味料」になるなど、それぞれ微妙に表記が改められていました。(※含有量の順番は変わっていません)

製品情報・購入価格

製品名:日清のどん兵衛 キムチチゲうどん
製造者:日清食品
製造所:滋賀工場
内容量:80g(めん66g)
発売日:2018年10月29日(月)
JANコード:4902105247594
希望小売価格:180円(税別)

発売地域:全国(全チャネル販売)
購入価格:127円(税込)
取得店舗:イオン

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:370ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:2袋(粉末スープ・かやく)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、大豆食物繊維)、スープ(香味調味料、糖類、食塩、粉末みそ、クリーミングパウダー、香辛料、ポーク調味料、魚醤、ごま、いか粉末、魚介調味料、たん白加水分解物)、かやく(白菜キムチ、卵、ニラ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、香料、炭酸Ca、リン酸塩(Na)、カロチノイド色素、カラメル色素、pH調整剤、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、乳化剤、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部にえび・かに・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【アレルギー表示】
小麦・卵・乳成分・えび・かに・大豆・豚肉・鶏肉・いか・さば・大豆・ごま・ゼラチン

実食開始

さて、この粉末スープなんですけど‥お湯を入れる前から異様にジャンクw なんですかね、キムチ風味のスナック菓子に使用されているシーズニングを集めたような、早くもカップ麺でしか許されないような香りを放っています。

はい、完成。どん兵衛の変わり種は、いつも具材が貧弱で寂しい見た目に仕上がることも多いのですが、今回けっこうイイ感じですね。それでも具沢山とは言えませが、タテ型レギュラーサイズのカップ麺だったら “多め” くらいの量は入っていました。具材は白菜キムチ、ニラ、タマゴの3種類です。

で、しっかり混ぜるとタマゴは行方不明になってしまったんですけどw お湯を入れてからもジャンクなキムチチゲ風味の香りは継続していたので、なかなか中毒性がありそうな予感。それでは、実際に食べてみましょう。

1食(80g)当たり

カロリー:359kcal
たん白質:6.7g
脂  質:14.1g
炭水化物:51.3g
食塩相当量:4.2g
(めん・かやく:1.2g)
(スープ:3.0g)
ビタミンB1:0.23mg
ビタミンB2:0.25mg
カルシウム:155mg

※参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:359kcal(めん・かやく:332kcal)(スープ:27kcal)

めん

もっちり・ふっくら

滑らかな口当たりから喉越しがよく、 “もっちり” とした弾力に加えて “ふっくら” ジューシーな食感は日清のどん兵衛ならではの特権。和風つゆには鉄板ですが、洋風・中華風・今回のような韓国風にも難なく溶け込み、違和感なくマッチしています。つゆ(スープ)の味を選り好みしないので、基本的に万能なんですよね。

ただ、サイズの太さから何気に主張が強いのも事実。今回は食べ始めの段階だと麺勝ちしているようなバランスで、つゆに馴染むまで麺を食べている時には少し浮いているような嫌いを感じました。つゆを蹴散らすほどのアンバランスではないものの、ややベストマッチとは言い難いかもしれません。

以前、お湯を注いでから10分待つ “10分どん兵衛” という調理方法が流行りましたが、試しに食感を犠牲にする気概でボケーッと待ってみたところ、つゆが馴染んでくる後半のほうがおいしかったので、もしよければ最初から10分待ってみてください。食感は “ふっくら” に寄りますが、それにはそれの魅力がありますからね。

つゆ

辛味はピリ辛で海鮮は強め

まず刺激の強さですが、まったくもって辛くありません。いや、辛さゼロではありませんし、うっかり喉までダイレクトに届いたらカハッとキますけど(油断してカハッとキたw)、いたってピリ辛です。うどんに一味唐辛子を一振りでもしたら食べられない!ってくらい唐辛子が苦手なら厳しいかもしれませんが、普通にピリ辛が大丈夫なら構えなくて大丈夫。

味付けの調味料は食塩と粉末味噌が基本となっているのですが、つゆ単体で飲んでも塩っぱく感じるほどカドが立つようなテイストではなく、それだけに最初は麺が浮いているように感じた反面、つゆ単体でも程よい塩梅で楽しめたのは嬉しいポイントでした。いか粉末と魚醤で海鮮チゲ風の基盤を作り、おそらく香味調味料あたり含まれているキムチ風味が相俟って、なるほど海鮮キムチチゲというのにも納得の路線。ただ、かなりスナック的ですねw

最初に感じたスナック菓子のシーズニング的な香りが、そのまま味になったようなギャップのなさは好印象だったし、なんだか「うまい棒」のフレーバーにありそうな、いかにも粉末らしいジャンクなタイプなんですけど、カップ麺さえ大丈夫なら食べ物として許容できないような味ではありません。魚介の旨味はカツオやサバのサポートもあり、隠し味的な海老や蟹の風味も海鮮の脇を固めることに貢献している、あまりインパクトのある味ではありませんが、じわじわ後半にかけて美味しかったです。

かやく

白菜キムチとニラのパンチが好印象!

白菜キムチは甘口で、酸味も穏やかな日本人向けのテイスト。個人的には唐辛子のピリッと効いた酸味の強い古漬けタイプが好みなのですが、どん兵衛という大衆的なブランドを思うと(稀に花椒をガンガンに効かせてきたりもしますけどw)印象は悪くありませんし、ほんのりと穏やかならもキムチの酸味が嬉しいアクセントでした。

そこそこ肉厚だったことと、スープがわりと大人しいので、意識して食べると何気に存在感のあるキムチですね。どん兵衛は「きつねうどん」や「天ぷらそば」などの定番品こそ具材に強いのですが、いつも変わり種だと具材がショボいので、今回なかなか頑張っていると思います。

海鮮具材などは入っていませんし、たまごは‥ほぼ存在感なかったんですけどw ニラのパンチが嬉しく、目立って物足りなさを感じることはありませんでした。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
(標準は★3です)

2017年発売品と比較して、ちょっと魚介の旨味が強くなったような気がしたのと、以前は “普通に美味しいけどフツーだなぁ‥”(★3)という印象に終わったのですが、なんだか今年は地味〜に美味しかったですw 食べ始めは麺が少し孤立していたので、10分どん兵衛が許せるなら試しに10分待ってみてください。

あ、麺の量は「日清のどん兵衛 きつねうどん」よりも少ない66gなんですけど、これは変わり種どん兵衛の宿命です。

ガラッと大幅な味の変更は見られなかったので、2017年のキムチチゲうどんにハマッた方は安心して手に取っていただいても結構ですし、ちょっと物足りなかったなぁ‥と感じていた方は少し期待値を下げておきましょう。どう頑張っても刺激はピリ辛を超えないので、お手元の一味唐辛子で辛味武装するもよし、ライムを絞ってトムヤム風にアレンジしてみても美味しいと思いますよ。

  1. こんにちは。これは食べてみたい!うまか棒には吹き出しましたがwww

    • Re:けび子様

      こんばんは!いやぁ‥なんかスナック的だったんですよw うまい部で再現してほしい感じで^^;

      今はもう廃盤になった「うまい棒 ぶたキムチ味」を思い出しました(笑)

タイトルとURLをコピーしました