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カップヌードル「謎肉祭」五代目は “肉盛りジューシィしょうゆ味” 史上最大量の謎肉に増量された味付豚肉で肉の旨みアップ!!

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日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2020年9月14日(月)新発売のカップ麺、日清食品「カップヌードル ビッグ 謎肉祭(五代目)」の実食レビューです。

年に1度の謎肉祭(なぞにくまつり)五代目は “肉盛りジューシィしょうゆ味” をテーマに肉の旨みアップ!!

謎肉の数は何個?カップヌードルBIGとの違いは何?実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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カップヌードル謎肉祭 五代目

謎肉祭とは、1971年(昭和46年)9月18日に発売された世界初のカップ麺「カップヌードル(CUPNOODLE)」の変わり種で、同商品の人気具材「謎肉」に特化した代物。2016年(平成28年)9月12日、カップヌードルの誕生45周年を記念して、初代・謎肉祭「カップヌードルビッグ “謎肉祭” 肉盛りペッパーしょうゆ」を発売し、以降は毎年9月の恒例行事となっています。

初代・謎肉祭

謎肉祭の第1弾として発売された初代「カップヌードルビッグ “謎肉祭” 肉盛りペッパーしょうゆ」は、謎肉の愛称で親しまれている “味付豚ミンチ” を当時のカップヌードル史上最大量となる10倍も入れてしまった記念商品で、あまりの人気から当初の販売計画を大幅に上回り、充分な供給量を確保できない状況となったため、発売から3日後の9月15日に販売休止(出荷停止)を発表した日清食品。

当時は “また品薄商法か” と騒がれましたが、2016年10月24日から全国で販売を再開した初代・謎肉祭は飛ぶように売れ、翌2017年9月18日に二代目「カップヌードル ビッグ 帰ってきた謎肉祭(なぞにくまつり)W 2種の謎肉ペッパーしょうゆ味」を新発売。初代・謎肉祭には豚肉ベースの茶色い謎肉のみ使用していましたが、二代目には鶏肉ベースの “白い謎肉” が追加され、2種類の謎肉から染み出る旨みを強調していました。

2018年9月17日に発売された三代目・謎肉祭「カップヌードル ビッグ 三代目謎肉祭 3種の謎肉ペッパーしょうゆ味」には、豚肉ベースの謎肉と鶏肉ベースの白い謎肉に加え、珍種謎肉シリーズ第1弾「カップヌードル スモーキーチリしょうゆ味」に入っていたチリ謎肉(唐辛子を練りこんだ謎肉)も搭載し、謎肉10倍のコンセプトを維持しながら変化を続けてきた謎肉祭。

二代目・謎肉祭 / 三代目・謎肉祭

その流れから次は4種類の謎肉を起用してくるのかと思いきや、2019年9月16日に発売された四代目・謎肉祭は「カップヌードル ビッグ 謎肉祭 肉盛りペッパーしょうゆ味」という原点回帰のタイトルで、謎肉の種類は豚肉ベースの茶色い謎肉のみに戻ったのですが、カップヌードル史上最大量の謎肉を謳い、10倍以上の謎肉を採用。

五代目となる今回の2020年バージョンも謎肉の種類は1種類なのですが、肉盛りジューシィしょうゆ味をテーマに肉の旨みをアップ。カップヌードル史上最大量の謎肉(味付豚ミンチ)はそのままに、味付豚肉(ミンチポーク)を増量しているらしく、そこから染み出る肉の旨みによって、これまで以上にスープの厚みが増しているとのこと。

あらためまして「謎肉」とは、1971年9月18日の発売当初から「カップヌードル」に入っている四角いダイスミンチで、豚肉や野菜(大豆)などの素材をミンチ状にしてフリーズドライ加工した具材。今回の商品名にも採用されている謎肉(なぞにく)という呼び名は、2005年頃から広まったネットスラングで、2017年9月18日に初めて日清食品が “謎肉の正体は肉と大豆が主原料である” と公表して話題になりました。

通常商品との違いとは——

「謎肉祭」の登場以降、カップヌードルミュージアム限定の「謎肉丼」(後にカップメシで商品化)やセブン&アイ限定の非売品「謎肉祭の素」を展開しているのですが、もっとも大きな変化は2019年に “通年商品の「カップヌードル」からコロ・チャーが消えて謎肉が増えた” こと。果たして2020年の「謎肉祭」五代目には何個の謎肉が入っているのか、せっかくなので「カップヌードル ビッグ」と比較しながらレビューします。

開封

圧倒的に具材の量が多い謎肉祭

上記画像の向かって左が「カップヌードル ビッグ」(2020年8月6日製造分)の具材で、謎肉10.5個、味付豚肉(小)2個。謎海老(プーバラン)7尾、スクランブルエッグ多数、ネギ適量。対する今回の「謎肉祭」五代目にスクランブルエッグや謎海老は入っていませんが、謎肉35個以上、味付豚肉(大)6個弱、ネギは同量ということで、圧倒的に謎肉の数が多く、既存のカップヌードルBIGには入っていない赤ピーマンを採用。

今回も賑やかなパッケージ

ちなみに「謎肉祭」の関連商品は、初代から一貫して有名人を起用した賑やかなパッケージを特徴とし、今回の2020年発売品には日清食品とスポンサー契約を締結している大坂なおみ選手や錦織圭選手をはじめ、お笑いタレントのフワちゃん(YouTuber:不破遥香さん)やカオスなテレビCM『謎肉増量篇』で話題になったセンチュリー21パロディーのケイン・コスギ氏をデザインし、反対側には八村塁選手の姿もありました。

「謎肉祭」のメーカー希望小売価格は既存の「カップヌードル ビッグ」と同じ税別220円で、実際に立ち寄った北近畿のコンビニ大手4社(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ)すべての店舗で取り扱いを確認。2020年9月17日現在、コンビニで購入した場合の税込価格は232円になりますが、コンビニ以外の店舗であれば税込200円前後が平均的な売価になるかと思います。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:カップヌードル ビッグ 謎肉祭(五代目)
製造者:日清食品株式会社 関西工場
製造所:滋賀県栗東市下鈎21-1(S)
内容量:104g(めん80g)
商品コード:4902105263662(JAN)
商品サイズ:縦109mm×横109mm×高さ119mm
発売日:2020年09月14日(月)
実食日:2020年09月17日(木)
発売地域:全国(全チャネル)
取得店舗:MEGAドン・キホーテ
商品購入価格:193円(税込)
希望小売価格:220円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型ビッグ
容器材質:紙
湯量目安:410ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:-(別添なし)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、チキンエキス、ポークエキス、しょうゆ、ポーク調味料、たん白加水分解物、香辛料)、かやく(味付豚ミンチ、味付豚肉、ねぎ、赤ピーマン)、スープ(糖類、粉末しょうゆ、食塩、香辛料、たん白加水分解物、香味調味料、ポーク調味料、メンマパウダー)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸Ca、かんすい、香料、増粘多糖類、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、くん液、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、酸味料、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

実食開始

安定の調理直後

まずは「カップヌードル ビッグ」の調理直後、2020年1月13日に実施されたリニューアルでコロ・チャーが完全に廃止されましたが、その分だけ謎肉の数を増量し、膨張率の高いスクランブルエッグを筆頭にエビの数も多く、具材で麺が見えないほどのボリューム感。ちなみにビッグサイズのカップヌードルが初めて発売されたのは、1991年(平成3年)1月25日。以来、若者を中心に多くの方々に愛されています。

こっちも安定の調理直後w

対する今回の「カップヌードル ビッグ 謎肉祭」は、ここぞとばかりに一見して明白に謎肉まみれ。カロリーも通常の「カップヌードル ビッグ」が457kcalなのに対し、五代目「謎肉祭」は487kcalと30kcalの差が生じています。パッと見は前回の四代目・謎肉祭と変わりませんが、歴代のスープよりも肉の旨みアップということで、そこが注目すべきポイント。

ちなみにカップヌードルの具材は “個数ではなく重量判定” につき、謎肉の数に個体差(場合によっては5個以上の差)が生じることもあるため、その点についてはご了承ください。それでは、既存のカップヌードルBIGと比較してスープの違いにも注目しつつ、「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(104g)あたり
カロリー:487kcal
たん白質:14.3g
脂  質:22.6g
炭水化物:56.6g
食塩相当量:6.3g
(めん・かやく:2.8g)
   (スープ:3.5g)
ビタミンB1:0.24mg
ビタミンB2:0.42mg
カルシウム:148mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:487kcal(めん・かやく:447kcal)(スープ:40kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

カップヌードルBIGの麺

安定の万能麺(今回はベーシック)

5.0

たとえば麺にチーズパウダーを練り込んでいる「カップヌードル 欧風チーズカレー」のように、専用の特殊な麺を搭載しているフレーバーもありますが、基本的にカップヌードルの汎用麺は3種類。通常の「カップヌードル」をベースに「シーフードヌードル」や「しお(SiO)」の麺は味付けが控えめで、反対に「カレー」や「チリトマトヌードル」の麺は味付けが濃く、後者に関してはサイズも1mmほど太めに切り出されています。

謎肉祭の麺

今回の「カップヌードル ビッグ 謎肉祭」に使われている油揚げ麺は、既存の「カップヌードル ビッグ」と同じ原材料名(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、チキンエキス、ポークエキス、しょうゆ、ポーク調味料、たん白加水分解物、香辛料)で、もっともオーソドックスなタイプ。今回のスープは肉の旨みをアップしていますが、慣れ親しんだ洋風しょうゆ味のスープをベースにしているため、麺とスープの相性は言わずもがな。

既存の「カップヌードル ビッグ」は麺量85gなのに対し、数量限定の「謎肉祭」は麺量80gと若干ながら少なめに調整されているのですが、変わり種のカップヌードルBIGは麺量80gが標準のなっているため、今回が特別に少ないわけではありません。代わり映えしない麺ではあるものの、あいかわらずカップヌードルというブランドのアイデンティティを表現するうえで欠かせない存在です。

スープ

カップヌードルBIGのスープ

なるほど肉の旨みアップ!!

5.0

「カップヌードル ビッグ」のスープに使われている原材料は “糖類、粉末しょうゆ、食塩、香辛料、たん白加水分解物、香味調味料、ポーク調味料、メンマパウダー” とシンプルな内容で、しかしながら謎肉のコクや海老の風味、スクランブルエッグの甘みなど、具材から染み出る旨みもポイント。しれっと入っているメンマパウダーも味わい深く、2019年度には3年連続で最高売上記録を更新し、国内年間売上1,000億円を達成しました。

謎肉祭のスープ

対する五代目「カップヌードル ビッグ 謎肉祭」のスープに使われている原材料は “糖類、粉末しょうゆ、食塩、香辛料、たん白加水分解物、香味調味料、ポーク調味料、メンマパウダー” ということで、通常の「カップヌードル ビッグ」と完全に同じ内容なのですが、すこしペッパーのアクセントが強め。さらに大量の謎肉と増量された味付豚肉から染み出る旨みから、ベースは普遍的な味わいでも雰囲気は大幅に異なります。

「カップヌードル」のスープは海老の風味も重要な要素を担っており、もはや核といっても過言ではないポジションに位置しているため、それがないのは寂しいところではあるものの、謎肉祭は年に1度のフェスティバル。四代目は終売しているため、リアルタイムに比較することはできないけれど、味付豚肉の増量によって歴代のスープよりも厚みが出ているように感じました。

具材

カップヌードルBIGの具材

今年もファンの期待を裏切らないインパクト

7.0

通常の「カップヌードル ビッグ」には約10.5個ほどの謎肉が入っていますが、2020年1月13日のリニューアル前(コロ・チャーが入っている頃)は平均3〜5個程度だったので、2020年9月現在の通常商品も従来品と比較して10倍ちかく謎肉が増量されています。他にもプーバラン、スクランブルエッグなど、無駄のない具材がバランスよく入っているのですが、年に1度の「謎肉祭」に入っている謎肉の数は3倍以上。

謎肉祭の具材

謎肉の製法自体は変わっていないはずですが、個体差の関係か今回の謎肉祭(五代目)に入っている謎肉は通常版よりもサイズが大きく、30個以上のボリュームは伊達じゃありません。さらに謎肉とは違う味付豚肉のジャンクな味わいも魅力的で、具材の重量も「謎肉祭」のほうが多く、今年もファンの期待を裏切らない仕上がりでした。

総評

★★★★★★☆☆☆☆(★6)

五代目となる2020年発売品も「謎肉祭」の名に恥じない仕上がりで、海老の風味やスクランブルエッグの甘みが感じられないのは寂しいところではあるものの、大量に入っている謎肉のインパクトは一見の価値あり。海老が入ってないカップヌードルなんて!! 謎肉は嫌い!! という方にはオススメできない代物ですが、とりあえず謎肉が好きなら必食の逸品です。

2019年9月に発売された四代目・謎肉祭との違いは味付豚肉の増量で、いわれてみれば肉の旨みがアップしていたのですが、そこまで劇的な変化ではありません。それだけに初代と四代目が好きだったファンの期待を裏切らない、これぞ正統派の「謎肉祭」に仕上がっていたので、興味のある方は要チェック。もし例年通りであれば、今年も11月下旬〜12月にカップメシの「謎肉丼(なぞにくどん)」が発売されそうですね。

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