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2.0倍を上回る “スーパーカップ史上最重量„ 超大盛りサイズの「家系ラーメン」爆誕!

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エースコック

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2025年9月8日(月)新発売、エースコックのカップ麺「超大盛りスーパーカップ 横浜家系豚骨醤油ラーメン」(298円+税)の実食レビューです。

スーパーカップ史上最高の食べ応え!? 過去の基準を覆す “めん130g„ の超大盛りサイズでブランド初の「家系ラーメン」商品化!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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超大盛りスーパーカップ 横浜家系豚骨醤油ラーメン

スーパーカップとは、1988年(昭和63年)7月25日の発売以来、大型カップめんのパイオニアとして重要なポジションに位置しているブランドで、言わずと知れたエースコックのロングセラー。人間は√2(1.414213〜)以上の差が生じると明確な違いを感じる、その法則から導き出された「ルート2の法則」に基づき、カップラーメンの標準的なボリューム(めん60g)比1.5倍が大盛りの適量と定義されたのですが‥‥

めん130gの超大盛りスパカ爆誕

このページでレビューする「超大盛りスーパーカップ 横浜家系豚骨醤油ラーメン」は、スーパーカップ1.5倍の基準(めん90g)を凌駕する超大盛りサイズ(めん130g)のカップラーメンで、キレのある醤油の旨みと鶏油の風味が広がる「家系ラーメン」がコンセプト。さらに、これまで多種多様な変わり種を展開してきたエースコックですが、意外にも商品名に “家系„ のワードを含む「スーパーカップ」は前例がありません。

家系(いえけい)ラーメンとは、現在を遡ること半世紀以上、1974年(昭和49年)9月に新杉田駅付近で開業した家系総本山「吉村家(よしむらや)」を起源とし、その創業者である吉村実(よしむら みのる)氏から “正統家系ラーメン技術継承店„ として皆伝を受けた「杉田家」「はじめ家」「厚木家」「高松家」「上越家」「末廣家」及び2021年5月に復帰を果たした「環2家」らは〈直系店舗〉と呼ばれ、伝統的な味わいのラーメンを提供。

麺は東京都大田区西糀谷の酒井製麺から卸される(麺箱に「杉」と書かれるため “杉印„ とも呼ばれている)短尺の特注麺を使い、麺の茹で上げ後は広く普及している鉄砲ざる(テボ)ではなく平ザルで湯切りされるのも特徴的なポイント。スープは新鮮な鶏の生ガラと豚骨をベースに、醤油のキレを強めに効かせたショッパめのテイストで、表面に浮かぶ大量の鶏油(ちーゆ)も家系ラーメンを語る上で欠かせないアイデンティティ。

家系総本山「吉村家」のラーメン

トッピングはモモ肉を使用した燻煙チャーシューに、ほうれん草と海苔(標準3枚)の組み合わせが正統派とされるスタイルです。さて、ここから先が難解。家系総本山の吉村家から派生し、直系店舗とは異なる派閥を作った「本牧家」「六角家」「介一家」「横濱家」「近藤家」は〈クラシック系〉あるいは〈歴史系〉などと呼ばれ、家系総本山や直系店舗とは袂を分かち合った存在。

さらにクラシック系・歴史系から派生した「寿々喜家」「金八家」「横濱家」などは〈独立系〉に分類され、先に述べたスタイルとは毛色が違うクリーミーな味わいの白濁スープ&うずらの卵で独自の家系図を築き上げた「壱六家」の派生は〈壱系〉と呼ばれたり、そのいずれにも属さずセントラルキッチン方式で勢力を拡大している〈資本系〉の存在だったり、まぁとにかく複雑なんですよ。

かくして此度のように「横浜家系豚骨醤油ラーメン」と言われても、エースコックが参考にした店舗の名前でも開示してくれない限り解釈は様々。それが面白かったりもするんですけど、もうひとつ触れておかなければいけないのが130gの麺重量。実は約20年ほど前の企画に端を発し、昨年から再び新作が出始めた「超大盛りスーパーカップ2.0倍」シリーズがありまして、2.0倍の麺重量は120g(60g×2)が基準。

今回の超大盛りは2.0倍を上回る130gを実現

けれども横浜家系を冠した「超大盛りスーパーカップ」の麺重量は “まさかの130g„ ということで、汁なしカップめんの大盛りサイズと同等のボリューム感。筆者が把握している限り、同ブランドのラーメン史上最も麺の量が多いため、エースコックが見据えた家系の方向性はもちろん、超大盛りでも飽きない工夫が凝らされているのか、また麺の耐久性についても意識しながらレビューします。

開封

まずは3種の小袋を取り出す

今回のカップ麺に別添されている小袋は、先入れの「かやく入りスープ」に、後入れ「液体スープ」と「焼のり」の組み合わせで、エースコックのニュースリリースには “キレのある醤油の旨みと鶏油の風味が広がる„ との訴求あり。そしてスーパーカップのラーメン史上最重量となる130gの超大盛り麺を搭載しているのですが‥‥

いかにもスーパーカップな佇まい

開封時点でエースコック特有の油揚げ麺臭(揚げ油に由来するニオイ)が強めに漂ってくる、よくも悪くもスーパーカップらしいファーストインプレッション。またニュースリリースの商品特長も “しっかりとした弾力と滑らかさのある丸刃の太めんです。口の中で存在感をしっかりと感じられる、食べごたえ抜群の——„ などと毎度お馴染みのテンプレなので、新規に開発した麺ではない様子。

ちなみに「超大盛りスーパーカップ 横浜家系豚骨醤油ラーメン」の発売日は2025年9月8日(※このページは2025年8月29日に公開済)なので、1週間以上早いフライングレビューになりますが、公式がアナウンスしている発売日以降、スーマーケットやコンビニ、ドラッグストア、ディスカウントストアなどでも販売されるNB(ナショナルブランド)商品です。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:超大盛りスーパーカップ 横浜家系豚骨醤油ラーメン
製造者:エースコック株式会社
製造所:+W 関西滝野工場(兵庫県加東市河高1816−175)
内容量:170g(めん130g)
商品コード:4901071408183(JAN)
発売日:2025年9月08日(月)
実食日:2025年8月29日(金)
発売地域:全国
小売価格:298円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:寸胴型
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:640ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:3袋(液体スープ・かやく入り粉末スープ・焼のり)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、たん白加水分解物)、スープ(しょうゆ、植物油脂、果糖ぶどう糖液糖、ポークエキス、たん白加水分解物、鶏油、食塩、ポーク調味料、オニオンエキス、ガーリックペースト)、かやく入りスープ(食塩、ポークエキス、乳化油脂、鶏・豚味付肉そぼろ、粉末しょうゆ、たん白加水分解物、酵母エキス、ぶどう糖、ほうれん草、でん粉、ガーリックパウダー、ゼラチン、植物油脂)、かやく(のり)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、炭酸Ca、カラメル色素、香料、増粘剤(加工でん粉)、かんすい、カロチノイド色素、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(アドバンテーム)、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、酸味料、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

実食開始

ほうれん草と肉そぼろ入りの粉末スープ

別添の「かやく入り粉末スープ」は先入れで、いかにもカップラーメンらしい人工的でトゲトゲした香り。ええ、好きですよ。さておき「かやく入り粉末スープ」をあけたら内側の線まで熱湯を注ぎ、フタの上で「液体スープ」を温めながら待つこと5分。必要なお湯の目安量が640mlと地味い多いため、調理の際は余裕を持って準備してください。

けっこうイイ感じかも

熱湯を注いで5分経過したら「液体スープ」を加えて混ぜ合わせ、仕上げに「焼のり」をトッピングしたら出来上がり。海苔のサイズが本体のボリュームに対して(上記の画像から受ける印象よりも)小さいので、なんというか頭でっかちな印象が無きにしも非ずなんですけど、それっぽいっちゃそれっぽい佇まい。その見た目以上に印象的だったのは、全面的に主張してくる鶏油の芳ばしいアプローチ。

既存の鶏コク醤油「スーパーカップ1.5倍 しょうゆラーメン」も鶏油の使い方が巧みなので、この演出については流石です。というわけで、先述した麺の耐久性についてはもちろん、鶏油の持続力にも注目しつつ「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(170g)あたり
カロリー:703kcal
たん白質:16.7g
脂  質:27.2g
炭水化物:97.8g
食塩相当量:11.7g
(めん・かやく:3.9g)
   (スープ:7.8g)
ビタミンB1:0.63mg
ビタミンB2:0.86mg
カルシウム:590mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:703kcal(めん・かやく:587kcal)(スープ:116kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

家系に寄せる気はゼロ

3.0

加水率は比較的に高めの配合で、表面の摩擦抵抗は少なく、なめらかな口当たり。噛み込むと内側から押し返してくる適度な弾力の持ち主で、いかにもエースコックらしいというかスーパーカップだよねって感じのテンプレなんですけど、それだけに著しく基礎クオリティが低いわけではありません。ただ‥‥

もうちょい耐久が欲しい

家系ラーメンらしさを扨措いたとしても、食べ始めの段階で “ちょうどいい感じ„ だったので、麺を優先的にたべ進めても中腹地点から反発性が衰退。後述するスープが最後までアッツアツなので、食べ終わる頃には麺の内部にある気泡が目立ってくる、あの頼りないフカフカとした食感がネガティブに思える方は気になるかも。

これはこれでエモいというか、最後まで粘り続けていたエースコック特有の油揚げ麺臭も含め、カップラーメンらしい油揚げ麺が好きな方にはポジティブに働いてくれるでしょう。反面、近年のエースコックが密度感の高い油揚げ麺を得意としていることを加味すると、もうちょい耐久性にも配慮してほしかったです。

スープ

決め手の鶏油がスゴい

4.0

念のため「かやく入り粉末スープ」だけを溶かした状態で味を確認してみたところ、原材料名にはアレやコレやと書いてありますが、なによりも目立っていたのは油揚げ麺から滲み出てくる風味。粉末スープを掻き消すとか、ある種の感動さえ覚えますよ。

というわけで、あまり粉末スープの個性は伝わってこなかったのですが、別添の「液体スープ」を加えた途端、液体しょうゆ特有のフレッシュなキレと鶏油の芳ばしさがグワッと。なかでも鶏油の打ち出し方が素晴らしく、原材料名の表記が鶏脂(けいし)じゃないところもポイント高め。※鶏脂は鶏の脂肪分全体を指す「原料」で、鶏油は鶏脂(原料)を精製・加工した「製品」に該当するところが大きな違い。

しっかりショッパい

麺とスープを交互に食べ進めた場合、表面に浮かぶ鶏油の減りが早いので、コクの面においては後半にかけて希薄になってきます。しかし、最後まで香りのアプローチを止めない鶏油の根性たるや。途中から食べ飽きるかと思っていたんですけど、なんのこれしき。ごりごりの正統派とはいえなくとも、いわゆる資本系の白濁スープは意識しておらず、正統派に近い店舗のラーメンをモデルにしているような雰囲気が伝わってくる作り。

オニオンの主張が強いところはエースコックらしいアレンジになりますが、同時にニンニクもパワフルで、のっけから余韻まで居座り続けるショッパさも大したもの。ええ、スープの食塩相当量だけ見ても凄まじい値(脅威の7.8g‥‥)を叩き出しているため、完まくは避けたほうが賢明です。マジで。

かやく

焼のりに感謝を込めて

3.0

出ましたイビツなカタチの “程良く味付けした肉そぼろ„ は、このブログで何年も前から粗悪だのスポンジ野郎だの叩きまくっている肉‥‥なのか? ってくらい肉らしさが伝わってこない上に食感もスッカスカ。コスト的にチャーシューが無理だったとしても、意味のない存在どころか邪魔にさえ思えるコイツを放り込むくらいなら少しでもスープ、あるいは麺の耐久性や質感を強化するべきだったのではないかと。

ほうれん草はゴマ油の風味(おそらく製造上の理由か下請のテンプレ的な都合)を伴いますが、ちゃんと特有の風味が楽しめるので、こちらは少量でも効果的。あと、熱風乾燥の青ネギで量を誤魔化していなかったところも好印象。

扱いに困ったら沈めて巻け

焼のりも風味がよく、鶏油を強調したショッパい豚骨しょうゆ味のスープと相性ばっちり。レギュラーサイズのカップラーメン用に誂えたようなサイズなので、もうちょっと迫力が欲しかった気持ちもありますが、ちゃんと3枚入りなのは嬉しいポイント。このブランドはスポット商品になると途端に具材が貧弱になるので、焼のりの存在は大きかったです。ありがとう、焼のり。

総評

3.0

というわけで、危惧していた油揚げ麺の耐久性は可も無く不可も無く。かやくも必要最低限の内容ですが、スープの作り込みは悪くなかったし、焼のりと鶏油が実に効果的だったので、最後まで飽きずに向き合うことができました。そして、注目すべきはメーカー希望小売価格。

コンビニ限定のブタキムを除く「スーパーカップ1.5倍」の定番商品は、現在の即席カップめん業界で事実上の標準となっている大盛り商品の希望小売価格(271円+税)を下回る240円(税別)なのに対し、今回の「超大盛りスーパーカップ」は298円(税別)に設定されているため、一見すると割高に思えます。

*該当の超大盛りスーパーカップ2.0倍「濃厚もやしみそラーメン」「タンメンカラタンタンメン」「豚骨醤油ラーメン 関西風から関東風」「たらこ注意報 たらこ味塩ラーメン」

しかし、昨年から今年にかけてリリースされた上記の「超大盛りスーパーカップ2.0倍*」を例に挙げると、それらの希望小売価格は一律348円(税別)だったので、今回の超大盛りスーパーカップ(めん130g)は過去の2.0倍シリーズを超えるボリューム感を打ち出し、なおかつ販売価格は大幅に抑えていることから、頭ごなしに割高とは評価できません。

その価格帯を踏まえた上で、スーパーカップにおけるラーメン史上最重量の超大盛り麺やスープの作り込みを加味し、総評は及第点が妥当だと判断しました。だいぶ尖った商品ですけど、大容量かつショッパめ濃い味が好きな方には刺さると思います。追伸:そろそろ味のプレミアム感にもこだわった「○○の神」復活させてほしいです。そのシリーズから恐れずに「家系の神」とか出してほしい。【author・taka :a(大石敬之)】

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