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エースコック “弩級の麺重量で二郎を表現„ 超大盛りスーパーカップ「濃厚豚醤油ラーメン」先行レビュー!

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エースコック

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2025年9月8日(月)新発売、エースコックのカップ麺「超大盛りスーパーカップ 濃厚豚醤油ラーメン」(298円+税)の実食レビューです。

2.0倍のインパクトを上回る “スーパーカップ史上最重量„ を実現した超大盛りサイズ(めん130g)の二郎インスパイア商品初登場!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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超大盛りスーパーカップ 濃厚豚醤油ラーメン

スーパーカップとは、1988年(昭和63年)7月25日の発売以来、大盛りカップめんのパイオニアとして現在も攻めた新商品を世に送り続けているブランドで、言わずと知れたエースコックのロングセラー。発案者は日本即席食品工業協会の理事に名を連ね、2024年(令和6年)3月27日の定時株主総会及び取締役会をもってエースコックの代表取締役社長を退任し、同社の相談役となった村岡 寛(むらおか ひろし)氏その人です。

超大盛りサイズの二郎インスパイア商品を新開発

このページでレビューする「超大盛りスーパーカップ 濃厚豚醤油ラーメン」は、食べ応えのある即席カップめんを追及し、進化を続けるスーパーカップから “より満腹感を得られる超大盛りタイプ„ として開発された新作で、パッケージのカラーリングはもちろん、商品名が豚骨醤油ではなく「豚醤油」となっていることから、いわゆる二郎インスパイア系のラーメンを意識していることは疑う余地もありません。

二郎(じろう)インスパイア系とは、1968年(昭和43年)東京都目黒区の都立大学駅付近に「ラーメン次郎」の屋号で店を構え、現在は東京都港区三田で営業を続けている「ラーメン二郎 三田本店」に強く影響されたラーメン及びそれを提供している店舗並びにそれを模した一般の商品にも広く当てはめられるようになったラーメン用語。

すべての原型となったラーメンの考案者は、マニアの間で総師と崇められている「ラーメン二郎」創業者・山田拓美(やまだ たくみ)氏。日清製粉の強力粉・オーション(灰分0.52±0.04%の2等粉)で打った加水率の低い極太麺や分厚い煮豚、もやしを主とする多量のヤサイ、加えてアブラやニンニクのトッピングなど、独自のスタイルで人気を博し、その界隈では “ジロリアン„ と呼ばれる熱狂的なファンが多いことでも知られます。

名前の由来はエースコックのラーメン太郎!?

ラーメン二郎(次郎)という名前の由来は、1967年(昭和42年)1月にエースコックが発売した切り餅入りのインスタントラーメン「ラーメン太郎」である——というのは知る人ぞ知る話。それを捩って当初は “次郎„ の屋号を掲げていたのですが、河川改修工事のために移転を余儀なくされたとき、新店舗の看板を任されていた職人が間違えて「ラーメン二郎」と誤植。その結果、現在の屋号が定着することになりました。

ちょっとややこしいのが「ラーメン二郎」の系譜に連なる「二郎系」と、それとは異なる「インスパイア系」や「G系」などの呼び分けで、その違いについては諸説あるのの、筆者は以下のように認識しています。

  • ラーメン二郎 ○○店‥‥営業中は総本山「ラーメン二郎 三田本店」で修行を積んだ責任者が厨房に立つことを鉄則に「ラーメン二郎 ○○店」と名乗ることを許された暖簾分けによる店舗。
  • 二郎系‥‥当初は「ラーメン二郎 ○○店」として営業していたが、なんらかの理由で屋号を変えたラーメン店及び同店で提供されているラーメンの総称。店内の雰囲気やメニュー、ラーメンの味わいなどは「ラーメン二郎」に限りなく近い内容であることも多い。
  • インスパイア系‥‥ラーメン二郎(三田本店)での修行経験や免許皆伝といった直接的な関わり合いがなく、ただそのスタイルに強い影響を受け、二郎に似せたラーメンを提供している店舗及び同店で提供されているラーメンの総称。オリジナルメニューや変わり種など、お店によって独自の路線を開拓しているのが特徴的。
  • G系‥‥単純に「もやしなどのヤサイを多量にトッピングした食べ応えのあるラーメン」全般を指す用語。インスパイア系よりも範囲が広いため、数え出したら限がない。

インスパイア系・G系はコロナ禍で爆発的にヒットし、その影響で即席カップめん業界はもちろん、コンビニのレンジ麺や調味料に至るまで、さまざまな商品が矢継ぎ早に爆誕。すでに食品業界では飽和状態に陥っているため、そろそろ新鮮味がなくなってきたのではないかと思いますが、なかには通年販売されている定番商品もあり、現在も新作のリリースが続くなど、見方を変えると一つのジャンルとして市民権を得たことが分かります。

左は過去にリリースされたインスパイア商品

スーパーカップの二郎インスパイア商品といえば、2016年(平成28年)5月23日に当時の新シリーズとして「スーパーカップ極太盛り ニンニク・ヤサイ豚骨醤油ラーメン」を発売しているため、これがブランド初の試みではないけれど、エースコックって「ラーメン太郎」の件があるのに他社ほど二郎関連に力を入れてないんですよね。つまり同ジャンルの経験値も少ない分、個性の打ち出し方やオジリナティに注目です。

開封

まずは3種の小袋を取り出す

今回のカップ麺に別添されている小袋は、先入れの「粉末スープ」と「かやく」に、後入れ「液体スープ」の組み合わせで、ニュースリリースの商品特長には “ポークをベースにオニオンやキャベツの旨みを加えた豚骨醤油スープです。別添の液体スープによって醤油のコクやニンニクのパンチを加え、食欲をそそる味わいに仕上げました„ との記載あり。

こいつが130gの油揚げ麺

麺は太めの油揚げ麺で、量は湯戻し前の状態で130gの超大盛りサイズ。これは昨年から今年にかけても展開されている「超大盛りスーパーカップ2.0倍」(めん120g)のボリュームを上回っているのですが、そもそもカップラーメンの麺重量は平均して60gを標準とし、縦型ビッグだと80g、バケツ型でも90gなので、130gはカップラーメンよりも麺の量が多いカップ焼そばの大盛りサイズに匹敵する値になります。

さらに同時発売品として、ブランド史上初となる家系ラーメンをモチーフにした「超大盛りスーパーカップ 横浜家系豚骨醤油ラーメン」もリリースされるのですが、どちらも正式な発売日は2025年9月8日。この記事は8月30日に公開しているため、いわゆる先行レビューになりますけど、発売日以降はスーパーマーケットやコンビニ、ドラッグストア、ディスカウントストアなどでも取り扱われるNB(ナショナルブランド)商品です。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:超大盛りスーパーカップ 濃厚豚醤油ラーメン
製造者:エースコック株式会社
製造所:+W 関西滝野工場(兵庫県加東市河高1816−175)
内容量:176g(めん130g)
商品コード:4901071408206(JAN)
発売日:2025年9月08日(月)
実食日:2025年8月30日(土)
発売地域:全国
小売価格:298円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:寸胴型
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:630ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:3袋(液体スープ・粉末スープ・かやく)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ)、スープ(植物油脂、しょうゆ、食塩、ポークエキス、糖類、ガーリックペースト、香味油、ポーク調味料、たん白加水分解物、にんにく調味料、豚脂、でん粉、乳化油脂、オニオン調味料、野菜パウダー、酵母エキス)、かやく(キャベツ、鶏・味付肉そぼろ、にんにく)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、炭酸Ca、カラメル色素、増粘剤(グァーガム、加工でん粉)、香料、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、微粒二酸化ケイ素、香辛料抽出物、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

実食開始

お? この肉そぼろは‥‥

別添の小袋は「かやく」と「粉末スープ」も先入れで、後者の包装には “よく溶かしてください„ とのアドバイスが記載されています。かやくの内容からストイックになる必要はないけれど、念を入れるなら「かやく」「粉末スープ」の順にあけ、ゆっくりと熱湯を注ぐのがベストな作り方。

ちょっと待てキャベツの量えぐいw

熱湯を注いだ後は「液体スープ」をフタの上にのせ、それを温めながら待つこと5分。時間になったら「液体スープ」を “よくもみほぐしてから„ 本体に加え、しっかりと混ぜ合わせたら完成です。スーパーカップってスポット商品だと具材の量が貧弱になる傾向があるんですけど、キャベツの量しゅごい。

ちなみにメーカー希望小売価格の設定は、一般的な大盛り商品(271円+税)と比較して高めの298円(税別)となっているため、超大盛りだからこその食べ応えについてはもちろん、コストパフォーマンスにも注目しつつ「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(176g)あたり
カロリー:722kcal
たん白質:14.1g
脂  質:26.0g
炭水化物:107.9g
食塩相当量:10.6g
(めん・かやく:3.8g)
   (スープ:6.8g)
ビタミンB1:0.65mg
ビタミンB2:0.54mg
カルシウム:484mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:722kcal(めん・かやく:597kcal)(スープ:125kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

けっこう耐久性ありますよ

4.0

原材料名の並びは “小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ„ まで同時発売の「横浜家系豚骨醤油ラーメン」と一致する内容ですが、こちらに「たん白加水分解物」は含まれておらず、サイズも比較して一回り太め。また「横浜家系豚骨醤油ラーメン」には “丸刃の太めん„ を合わせていたのに対し、こちらには “角刃の太めん„ を採用しているため、同じ麺を使ってコストを浮かせているわけではありません。

食べ応えありまくり

表面はなめらかな質感で、噛み込んだ瞬間は包容力のある質感ですが、さらに噛み込むと内部に太めの芯が待ち構えている2層構造。中心部にかけてギュッと詰まったような密度の高さが楽しめて、それも単純に戻っていないだけ——みたいなカタさではなく、最後まで噛み込むと内側からブチンと弾けるような歯切れが印象的。

インスパイア系で定番のゴワゴワ・ワシワシとした食感ではないけれど、エースコックといえばの揚げ油に由来するニオイは後述するニンニクのインパクトに掻き消され、一般的なカップラーメンよりも完食に時間を要する仕様でありながら、きちんと耐久性にも配慮。ちなみに最後らへんの弾力は「横浜家系豚骨醤油ラーメン」でいうところの折り返し地点と同じくらいだったので、なかなかの強度です。

スープ

よくある味だけど悪くない

4.0

先入れの「粉末スープ」はガーリックパウダーの主張が強く、同時にコショウのアクセントも明確で、カップラーメンならではの刺激も目立っている、いかにも粉末スープらしい方向性です。ただ、この時点で油揚げ麺臭を掻き消してくれるほどニンニクはパワフルで、別添の「液体スープ」を加えると‥‥なんというか、よくあるインスパイア系のカップラーメンだなーって感じの味わいなんですけど、個性的なのはオニオンとの調和。

エースコックのカップラーメンには、ほぼ例外なく玉ねぎ由来の成分が使われるため、それが目立ち過ぎて邪魔になることもあるけれど、今回は適度な存在感でアイデンティティを表現。さらに液体しょうゆ特有のキレに、パウダーよりも攻撃的なガーリックペーストのアクションの加わって、同時に食塩の当たりも強めに来るのですが、けっして浅い味ではなく、豚骨を中心とする動物系のコクにも余念がありません。

液体背脂も入っていたら完全体だったけど‥‥

アブラは植物油脂をメインに使用しているため、エースコックが得意とするレトルトタイプの液体背脂が入っていないのは寂しいポイントになるけれど、前述した麺の気合と後述するキャベツの量を思えば余裕で納得できるコスト配分。

タイプとしては非乳化系のスープを意識しているような仕上がりで、しょうゆとニンニクが過ぎた後に甘さも上がってくるのですが、アセスルファムKやスクラロース、アドバンテームなどの人工甘味料に由来する取って付けたような甘さではありません。これ、けっこう中毒性ありますよ。

かやく

ハイライトのキャベツも然る事乍ら‥‥

4.0

インスパイア系のヤサイは基本的にモヤシが主役を担っているのに対し、それをイメージした即席カップめんの具材はコストの関係でキャベツがメイン。今回の「超大盛りスーパーカップ」も例に漏れずなのですが、まあ量が多いこと。さらにチップ状のニンニクも併用しているため、そいつが口に飛び込んできた瞬間の盛り上がりたるや。

そして筆者が必ず警戒している「程良く味付けした肉そぼろ」なんですけど、なんとビックリ “まともなやつ„ を使ってくれていたので、スパイシーな味付けや肉の旨みも楽しめます。二郎といえばのブタとは比較になりませんが、相方の「横浜家系豚骨醤油ラーメン」には粗悪なスポンジそぼろを採用していたので、このサプライズには驚きました。

総評

4.0

総じて “よくある感じの味„ ではあったものの、超大盛りサイズ(めん130g)のインパクトは凄まじく、ちゃんと伸びにくさにも配慮。その食べ応えも然る事乍ら、びっくりするほどキャベツも多かったので、これで298円(税別)ならコストパフォーマンスも悪くありません。

同時発売の「横浜家系豚骨醤油ラーメン」は、家系ラーメンを象徴する鶏油(ちーゆ)の使用量と3枚の焼海苔にコストを割き、その個性で印象付けようとしている狙いが見えたんですけど、総合力の高さは「濃厚豚醤油ラーメン」に軍配。2025年9月8日(月)以降、全国の販売店で取り扱いが始まるため、今回のレビューがご参考になれば幸いです。【author・taka :a(大石敬之)】

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