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あの傑作の姉妹品!? セブンの新作「クラムチャウダー味ヌードル」が想像以上にヤバかった!

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セブンプレミアム

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2025年12月16日(火)新発売、セブンプレミアムのカップ麺「クラムチャウダー味ヌードル」(158円+税)の実食レビューです。

コスパ抜群のセブンプレミアムに “あさり・ほたて・チキンのうま味とクリーミーなコク„ を効かせたカップラーメン登場!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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クラムチャウダー味ヌードル

セブンプレミアム(SEVEN&i PREMIUM)とは、セブン&アイ・ホールディングスが展開しているPB(プライベートブランド)で、現在を遡ること18年以上、2007年(平成19年)5月23日に発売を開始するや否や、コストパフォーマンスの指標を低価格に向けていたPBの常識を覆し、顧客満足度の大幅な底上げに成功。

お客様の生活を「より豊かに・楽しく・便利に」することを目標に、たった49のアイテム(加工食品32項目、デイリー商品17項目)からスタートしたブランドは右肩上がりの伸長を続け、直近の年間売上金額は昨年度に初の1兆5,000億円を突破。年間売上金額10億円を超える商品数は315品目まで拡大するなど、国内最大級のPBとして小売業界を牽引しています。

7Pカップ麺の最新作は「クラムチャウダー味」

このページでレビューする「クラムチャウダー味ヌードル(Clam Chowder Noodles)」は、あさり・ほたて・チキンのうま味をベースに、クリーミーなコクを効かせたカップラーメンで、販売店はセブン-イレブン店舗のみに指定されているセブン&アイグループのCVS限定商品。

共同開発者はサッポロ一番のブランドで知られるサンヨー食品で、製品スタイルはレギュラーサイズの縦型カップ。なおかつ “あさりを具材に使用している„ ことから、2018年(平成30年)8月28日に現れ、あまりの人気に通年販売の権利を獲得し、数ヶ月前にもSNSでバズった「わかめたくさん あさりだし塩ラーメン」との関係性も浮上してくる一杯。

「わかめたくさんあさりだし塩ラーメン」
「わかめたくさんあさりだし塩ラーメン」

それについて公式がアナウンスしているわけではないので、あくまでも推測の枠を出ませんが、開発背景に共通の関係者が携わっているのではないかと。だとすれば、かなりヤバいヤマかもしれない——。

開封

小袋なしのオールインワンタイプ

今回のカップ麺に小袋は別添されていないため、フタを半分まで剥がし、熱湯を注いで待つだけのオールインワンタイプ。件の「わかめたくさんあさりだし塩ラーメン」には「仕上げの小袋」が別添されているため、比較すると寂しく思えるポイントになりますが、簡単に調理できる上にゴミが減るのは嬉しいメリット。

めっちゃクリーミーな香り

かやくは本物のアサリに、フライドオニオンとニンジンの組み合わせで、アサリに関しては「わかめたくさんあさりだし塩ラーメン」と共通の資材と思われます。そして、開封直後の香り‥‥めっちゃクリームシチューw というか正確に表現すると市販の固形ルゥみたいな感じなんですけど、その中に感じるアサリの存在がクラムチャウダーらしさを演出。

ちなみにセブン-イレブン店舗での販売価格は、1食あたり158円(税込170.64円)に設定されているため、セブンプレミアムのCVS限定商品「醤油ヌードル」や「シーフードヌードル」「カレーヌードル」「担々麺」などと同じ値段。2025年12月現在、レギュラーサイズのカップラーメンをコンビニで購入すると、1食あたり236円(税込254.88円)が相場になっているため、この価格差はPB商品ならではの強みです。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:セブンプレミアム クラムチャウダー味ヌードル
販売者:サンヨー食品株式会社
製造所:+W・太平食品工業株式会社 関西工場
内容量:68g(めん50g)
商品コード:4901734060871(JAN)
発売日:2025年12月16日(火)
実食日:2025年12月18日(木)
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(セブンイレブン)
小売価格:158円(税別)
購入価格:170円(税込)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型レギュラー
容器材質:紙
湯量目安:310ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:別添なし

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、野菜エキス、しょうゆ、粉末卵)、スープ(クリーミングパウダー、糖類、食塩、全粉乳、貝調味料、ポテトパウダー、チキン調味料、魚醤(魚介類)、乳等を主要原料とする食品、酵母エキス、発酵調味料、パセリ、香辛料、かにがら粉末)、かやく(あさり、フライドオニオン、にんじん)/ 増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、調味料(アミノ酸等)、香料、炭酸カルシウム、微粒二酸化ケイ素、かんすい、乳化剤、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、酸味料、カラメル色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・かに・大豆・鶏肉・豚肉・魚醤(魚介類)を含む)※本品で使用しているあさりは、まれに砂を含んでいる場合があります。

実食開始

このビジュと配合は‥‥

細かく確認する前は「わかめたくさんあさりだし塩ラーメン」と同じ油揚げ麺だったらいいなー、などと考えていたんですけど、白っぽい見た目や原材料名の並びも完全に別物。サンヨー食品の場合、このサイズと配合の油揚げ麺は潔いまでにスナック的なので、それが吉と出るか凶と出るか——。

香りの掴みは完璧

前述のように小袋は別添されていないため、フタを半分まで剥がしてから内側の線まで熱湯を注ぎ、フタをして待つこと3分。開封口に “カップの底までよく混ぜてお召し上がりください„ との注意書きがあるため、時間になったら丁寧に混ぜ合わせてください(それこそポタージュ系のカップスープよろしく高粘度だったので念入りに)。

ちなみに製造所は太平食品工業の関西工場(奈良県大和郡山市額田部北町944)となっていますが、太平食品工業は1963年(昭和38年)1月にサンヨー食品が設立した製造部なので、単純に “サッポロ一番の工場„ という認識で問題ありません。それでは、引き続きクラムチャウダーらしさやコストパフォーマンスにも注目しつつ「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(68g)あたり
カロリー:297kcal
たん白質:6.4g
脂  質:11.1g
炭水化物:44.0g
(糖  質:41.9g)
(食物繊維:2.1g)
食塩相当量:3.9g
(めん・かやく:1.7g)
   (スープ:2.2g)
ビタミンB1:0.31mg
ビタミンB2:0.35mg
カルシウム:144mg
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

お? ぜんぜん悪くない

5.0

「わかめたくさんあさりだし塩ラーメン」には、即席カップめん業界に大きな爪痕を残した「和ラー」の系譜に連なる油揚げ麺を搭載しているのに対し、こちらは安めのカップラーメンらしいスナック的な質感で、有名店監修の再現系に使われていたら “ちょっと待て„ とツッコミを入れるパターンの品質ではあるものの、今回は結果オーライ。

スープが絡む絡む

食べ始めは少しカタめの歯応えが残っているけれど、それも最初の2、3口だけ。比較的に加水率は低く、耐久性に乏しいタイプの油揚げ麺だったので、瞬く間に柔らかくなります。ただ、その頼りない自己主張とスープの粘度が相乗し、スープの魅力と個性をダイレクトに運んでくれる媒体としては理想的な取り合わせ。それと、揚げ油に由来するニオイも意外と気になりません。

東洋水産(マルちゃん)の即席カップめんブランド「QTTA」では例外になることも多いのですが、今回のスープはクリーム系なので、ここに揚げ油の風味がイタズラに強かったら全体の魅力が半減していたかもしれません。今回は特有の風味も含めてスープを立てることに徹しているような姿勢だったので、高級感あふれる油揚げ麺できないけれど、これで正解だったと素直に思えました。

スープ

ド直球なクラムチャウダー味だった

6.5

隠し味に “かにがら粉末„ を使用している、それも『あの傑作(わかめたくさんあさりだし塩ラーメン)の姉妹品!?』などとタイトルに付けた理由の一つなんですけど、いやはや想像以上にガチのクラムチャウダーでビックリ。まさにクラムチャウダー系のカップスープにありそうなテイストど真ん中で、しっかり濃厚かつクリーミーな味わいにウットリ。

その濃厚さも然る事乍ら、なにより驚いたのが “貝調味料„ の効かせ方で、貝出汁(かいだし)に強いサンヨー食品らしくアサリの旨みがバッチバチ。とろみは増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)で底上げされているけれど、ポテトパウダーのザラつきと風味が功を奏し、違和感を覚えるほど不自然な強さではありません。さらに鶏の旨みも丁寧で、パセリのアクセントが臨場感を高めてくれている、かなり硬派なクラムチャウダー味でした。

かやく

このアサリは卑怯だって‥‥

6.0

さらに具材にアサリも全体の臨場感を高めることに大きく寄与していて、乾物よろしく‥‥というか乾燥具材なんでね、こいつもジャンル的には乾物みたいなもんですけど。噛めば噛むほどアサリの旨みが口いっぱいに、それも舌の脇に軽くコハク酸の収斂(しゅうれん)作用を覚えるほど旨みが強いので、余韻は水煮のアサリを余裕で超えてくるレベル。

ニンジンも単なる彩り要員ではなく、コリコリとした歯触りが食感のアクセントに寄与。ときどき感じるフライドオニオンの芳ばしさと甘みもバイプレイヤーで、見るからに具沢山というわけではないけれど、これといって文句の付け所は見当たりませんでした。

総評

6.0

スープの隠し味に使われている “かにがら粉末„ と具材の “あさり„ は「わかめたくさんあさりだし塩ラーメン」との大きな共通点になりますが、油揚げ麺の品質や味付けの方向性も別物。しかし、ひとつのカップラーメンとしてのクオリティは件の傑作に匹敵するといっても過言ではなく、1食あたり170円(税込)の販売価格も含め、コストパフォーマンスについても高く評価できる一杯。

もちろん好みの問題はあると思いますが、クラムチャウダー系のカップスープが好き、クリーミーでアサリの旨みが強いスープが気になる‥‥であれば必食。販売店は全国のセブン-イレブンが対象ですが、この冬限定の終売パターンも否定できないので、早めに確保してください。【author・taka :a(大石敬之)】

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